中國(guó)地震局は18億5000萬元を投資し、5年間で1萬5510カ所に観測(cè)點(diǎn)を設(shè)け、全國(guó)に分?秒レベルの震度速報(bào)、重點(diǎn)エリアに秒レベルの地震警報(bào)サービスを提供する。中國(guó)地震局が18日に発表した情報(bào)によると、中國(guó)の第13次五カ年計(jì)畫期間（2016?20年）の重大プロジェクト「國(guó)家震度速報(bào)及び地震警報(bào)」が初歩的な計(jì)畫段階に入った。新華社が伝えた。

計(jì)畫によると、同プロジェクトは約5年で竣工。大震災(zāi)発生時(shí)に、秒レベルの地震警報(bào)を発令可能だ。

數(shù)秒は「生死を分ける時(shí)間」であり、地震波が屆く前に避難する時(shí)間を生む。同プロジェクト?チーフデザイナーの金星研究員は「破壊力を持つS波は、毎秒3.5キロで震源地から周囲に広がる。例えばS波は10秒で震源地から半徑35キロ內(nèi)のエリアに広がる。10秒ほどで地震警報(bào)を発令することで、S波が到著する前に貴重な避難時(shí)間を稼ぐことができる」と説明した。

この目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するため、同プロジェクトは18億5000萬元を投資する。そして全國(guó)1960カ所に地震計(jì)と強(qiáng)震計(jì)を備える基準(zhǔn)観測(cè)點(diǎn)を、3309カ所に強(qiáng)震計(jì)を備える基本観測(cè)點(diǎn)を、1萬241カ所に震度計(jì)を備える一般観測(cè)點(diǎn)を設(shè)ける。華北地區(qū)、南北地震帯、南東沿岸地震帯、新疆天山地震帯の重點(diǎn)地域では、この3つの観測(cè)點(diǎn)の平均間隔を12.5キロとする。

さらに同プロジェクトは観測(cè)點(diǎn)での観測(cè)、データ処理、情報(bào)発表、ネットワーク、運(yùn)行保障の5大システムを含み、重點(diǎn)地域に秒レベルの地震警報(bào)を発令する。さらに全國(guó)範(fàn)囲で1?2分の地震基礎(chǔ)データ速報(bào)を、2?5分で震度速報(bào)を発令し、30分から24時(shí)間內(nèi)に被災(zāi)情報(bào)を提供し続ける計(jì)畫だ。24時(shí)間後にはさらに豊富な情報(bào)を伝えることが可能となる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月20日