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人民網(wǎng)日本語版>>経済

國産大型航空機C919 今年上半期に「初飛行」へ

人民網(wǎng)日本語版 2017年02月07日13:54

中國商用飛機有限責任公司が6日に明らかにしたところによると、國産大型旅客機「C919」のプロジェクトでは、2017年上半期に「初飛行」が行われる予定という。中國新聞社が伝えた。

C919は中國で獨自に設(shè)計?研究?開発された國産大型旅客機で、座席數(shù)150以上の中?短距離ナローボディ機。市場での主な競爭相手は人気のあるエアバス320シリーズおよびボーイング737シリーズだ。

C919は搭載するシステムの取り付けと主要な靜的強度テストやシステム集積テストを基本的に終えており、現(xiàn)在は初飛行に向けた「ラストスパート」の段階にさしかかっており、機體の地上共振テストやモードカップリングテストなどが行われている。単純化していうと、こうしたテストは「ジャッキ」に似た空気バネ(エアサスペンション)を利用して航空機を中空まで押し上げて行われる。

C919の副総設(shè)計士の周良道さんは取材に答える中で、「このほど終了した2.5G靜的強度テストの結(jié)果はテスト前に行われた強度分析と高いレベルで一致しており、強健な『骨組み』と機體がしっかりと飛行を支えることが証明された。2.5G靜的強度テストとは航空機に自重の2.5倍の力が加わっても壊れないことを証明するために行われるものだ」と述べた。

開発者が語る「裏話」によれば、2009年に初の國産リージョナルジェット機「ARJ21」が第1回目の2.5G靜的強度テストを行った際にはうまくいかず、そこから7カ月にわたる攻防が続いた。今回は航空機の構(gòu)造の強度の自動検査プラットフォームといった革新的な方法が利用され、設(shè)計やテストの精度と効率が大幅に向上したという。

現(xiàn)在、C919には570機の受注があり、中國東方航空公司が世界で一番目のユーザーになる予定だ。

商用飛機公司は17年にワイドボディ機のプロジェクトを全面的にスタートするほか、ARJ21の小口の製造?引き渡しも実現(xiàn)するとしている。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月7日

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