眉をつり上げて怒りに満ちた目の「関羽」、馬に乗って弓を射る「趙雲(yún)」。これらは、甘粛省に住むしん粉細工(練り粉で作った人形、面塑)アーティストの侯彬さんが自らの手で精巧に作り上げた作品だ。服裝や武器、さらにはまつ毛や瞼などの細部に至るまで精巧に作られており、中國伝統(tǒng)文化の人物の姿が精密に再現(xiàn)されている。侯さんは、「人物の細かい特徴を把握することで、その人物の喜怒哀楽を正確に表現(xiàn)し、しん粉細工に命を宿らせることができる」と語る。
しん粉細工に沒頭している侯さんは現(xiàn)在、この作品製作で生計を立てており、多くの作品が完成前の段階ですでに予約済みだという。作品製作の基礎(chǔ)に磨きをかけていく上で、侯さんが現(xiàn)在最も考える必要があるのは、どのようにイノベーションを続けて、より多くの若者の好みに合うしん粉細工のデザインを製作するかということだという。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月7日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn