「インターネット+」は2016年も好調(diào)をキープし、レジャー、娯楽、ショッピング、飲食、外出などの全面的なネットワーク化が加速中だ。しかしこれと同時(shí)に、複雑なネット安全問題も浮き彫りになっている。テンセントは「2016年度インターネット安全報(bào)告書」の中で、2016年の世界ネット安全事件をまとめた。これにはウイルス、詐欺メール、ハッキング、情報(bào)漏えいなどさまざまな安全リスクが含まれ、生産や生活などの各方面に渡っている。中國経済網(wǎng)が伝えた。
報(bào)告書によると、中國のネットユーザー數(shù)は2016年6月時(shí)點(diǎn)で7億1000萬人に達(dá)し、うちモバイルユーザー數(shù)は6億5600萬人に達(dá)した。40歳以上と10歳以下のネットユーザー數(shù)が増加しているが、この「新しいネットユーザー」はネットの攻撃や詐欺にあいやすい。2016年に発覚した典型的ないくつかの詐欺事件を見ると、中高齢者の詐欺被害の予防意識が低く、手段が不十分であり、被害に遭いやすいことが明らかになっている。
報(bào)告書によると、テンセントのウイルス対策ソフト利用者が報(bào)告した迷惑メール數(shù)は10億7000萬件に達(dá)し、月を追うごとに増加する傾向を示している。そして経済が発展している地域ほど、その數(shù)が多かった。10億7000萬件のうち広告が80.56%、詐欺メールが10.91%、違法ショートメールが9.83%、その他が1.03%。うち詐欺メールは1億1000萬件で、正確な個人情報(bào)を把握している上での詐欺が多かった。「ダブル11」や「ダブル12」などのメーカーによるマーケティングが盛んとなる11月と12月は迷惑メールのピーク期となった。
報(bào)告書によると、パソコンウイルスのトロイの木馬の感染數(shù)が2016年も増加し、モバイルユーザーの感染者は5億人と過去最多に達(dá)した。これらのウイルスは攜帯電話やパソコンに入ると、関連アプリを強(qiáng)制ダウンロードしてしまい、ユーザーの正常な使用を妨げる。またネットユーザーのSNSやゲームのアカウントなどの個人情報(bào)を盜み、支払いを促したりといったユーザーの財(cái)布に狙いを定めた詐欺も橫行している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月13日
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