日本では子供のころに寒空の下でランニングをするため、強い體の大學生サッカー選手が育つ。(撮影:張昊)
中國家電大手の蘇寧易購がメインスポンサーのサッカークラブと共に日本を訪問した際、冬であるにもかかわらず、多くの小學生が外でも半袖半ズボン姿であることにとても驚いた。よく観察してみると、これはその場所に限らず、その他に訪れた沖縄や大阪の2ヶ所でも、多くの小中學生が半袖半ズボン姿だった。日本人に「あの格好で寒くないの?」と聞いてみると、「もう慣れているよ」という答えが返って來た。中國よりも、日本のスポーツでは體質を特に重視している。揚子晩報が報じた。
広州恒大と名古屋グランパスの練習試合が行われた沖縄の黃金森公園陸上競技場の橫には、大きな學校がある。練習試合の前後にその學校に行って見ると、運動場にはたくさんの子供たちがいた。子供たちは小學生で、運動場でサッカーや野球、ジョギングなどをしていた。學校の外の道路には半袖半ズボン姿の中學生がたくさんおり、坂道でダッシュを繰り返していた。
日本に住む華人や日本人を取材してみると、「日本では普通のこと」と皆、口を揃えた。日本の子供の多くは放課後にクラブ活動をし、いつも薄著で寒さに強い。
気溫の低い大阪の街中でも、半袖半ズボン姿の學生をよく見かけた。日本で一番人気のスポーツは野球で、どの學校のグランドでも、ボールを投げたり打ったりしている子供がおり、コーチはその橫で黙って見ていることが多い。
ある日本人は取材に対して、「日本の子供みんながプロの選手になるためにスポーツをしているのではなく、ほとんどは好きだからであったり、體を鍛えるため」と教えてくれた。少し厳しいやり方かもしれないが、冬でも薄著でスポーツをさせることが、子供たちが強い體を作るのに一役買っている。中國の小中學校の肥満気味の學生やメガネをかけた學生はできるだけ外に出て強い體を作るべきではないだろうか。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月20日
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