香港浸會大學(xué)は6日、唇の動きとパスワードによる身分認(rèn)証技術(shù)を組み合わせる、世界初となる「読唇術(shù)パスワード」システムを開発した。二重の検証により、認(rèn)証システムの安全性を高める。新華社が伝えた。
同研究を擔(dān)當(dāng)する同校コンピュータ科學(xué)學(xué)部の張暁明教授によると、同システムを使用するためにはまず登録が必要で、カメラの前で口を動かしパスワードを10回読み上げる。これらの設(shè)定を終えた後、ユーザーが再びカメラの前でパスワードを読み上げると、システムはその唇の動きにより身分認(rèn)証を行う。
張教授は「カメラの前で2人が同じパスワードを口にしても、唇の動きの特徴が違うので、システムは2人の身分を認(rèn)証し偽者を拒否することができる。同じ人であれば同じパスワードを口にしても、毎回の動きに些細(xì)な差はあるが、システムの身分認(rèn)証に影響が生じることはない。同システムの正解率は90%に達(dá)する」と述べた。
パスワードを入力する際に実際に聲を出す必要はなく、雑音の影響を受けない。また言語の制限はなく、どのような言語?方言であっても使用可能だ。
張教授は「同技術(shù)はすでに米國で特許を取得している。攜帯電話のロック解除や攜帯電話による決済、キーロックシステムなどに使用可能だ。1年後には同技術(shù)を市場に流通させたい」と話した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月7日
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