中國(guó)社會(huì)科學(xué)院法學(xué)研究所が北京で20日に発表した報(bào)告書(shū)によると、2016年、中國(guó)の職務(wù)犯罪の増加幅は大幅に縮小した。また、職務(wù)犯罪の多くが、プロジェクト建設(shè)、農(nóng)村恵民、國(guó)有企業(yè)管理の各分野に集中している狀況が浮き彫りになった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

「法治青書(shū)――2017年中國(guó)法治発展報(bào)告」と題する同報(bào)告は、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院法學(xué)研究所が編纂、社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社が出版した。中國(guó)の法治発展をテーマとした年度報(bào)告書(shū)である同報(bào)告は、2016年の中國(guó)犯罪情勢(shì)の全體的な傾向について研究している。

報(bào)告によると、2016年、中國(guó)の犯罪情勢(shì)の全體的傾向は、2015年に比較してやや改善の方向にあり、暴力テロ犯罪に対する徹底的な取り締まりに顕著な効果が見(jiàn)られたほか、違法な資金調(diào)達(dá)犯罪やサイバー犯罪も徹底した取り締まりにより効果的に抑制された。昔ながらの暴力犯罪は引き続き減少傾向にあるが、生産?環(huán)境?食品薬品の安全に危害を及ぼし得る犯罪は依然後を絶たず、麻薬犯罪も相変わらず多発している。

また、報(bào)告によると、2016年、中國(guó)の職務(wù)犯罪の増加幅は大幅に縮小した。2015年11月1日に施行された「刑法修正案(九)」では、贈(zèng)収賄?汚職犯罪の定義および量刑に対して大幅な改正が行われた、最高人民法院と最高人民検察院が2016年4月18日に共同で発表した「贈(zèng)収賄?汚職犯罪刑事事件の処理における法律適用の若干問(wèn)題に関する解釈」によると、汚職?収賄罪の罰金刑最低額が3萬(wàn)元（1元は約16.3円）に引き上げられ、汚職、収賄罪による死刑、執(zhí)行猶予付き死刑、終身刑の適用原則が明文化された。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年3月21日