國家文物局は7日、北京で記者會見を行い、國務(wù)院第一次全國移動可能文物全面調(diào)査代表チームの副リーダーで同チーム弁公室主任、國家文物局局長の劉玉珠氏が、メディアに向けて同調(diào)査の成果を報(bào)告した。中國青年網(wǎng)が伝えた。

2012年10月から2016年12月にかけて実施された同調(diào)査を通じて、中國全國の移動可能文物資源の全體的な狀況が明らかとなった。同調(diào)査は中國全土の全面調(diào)査機(jī)関3600ヶ所の調(diào)査員10萬7千人が國有機(jī)関102萬ヶ所の調(diào)査を?qū)g施し、全國移動可能文物が合計(jì)1億815萬點(diǎn)?セット存在することが判明した。うち、正式に記録されていた國有移動可能文物は2661萬點(diǎn)?セット（実際の數(shù)は6407萬點(diǎn)）で、全面調(diào)査統(tǒng)計(jì)を取り入れた各階級の文獻(xiàn)管理機(jī)関が保存していた紙製の歴史的文獻(xiàn)は8154萬冊?點(diǎn)だった。全ての文物の情報(bào)を登録したほか、今回の調(diào)査では保存機(jī)関の狀況、文物の保管條件などの調(diào)査を行い、中國の國有移動可能文物を徹底的に探り出した。

今回の調(diào)査によって、新たに発見された文物資源をまとめた調(diào)査記録が加えられ、価値のある文物が大量に発見された。保存機(jī)関の情報(bào)27件と文物の基礎(chǔ)情報(bào)15件が集められ、國家文物資源データベースを構(gòu)築し、登録された文物の寫真は5000萬枚、総データ量は140テラバイトを超え、全國文物ビッグデータシステムの基礎(chǔ)を構(gòu)築した。また、統(tǒng)一基準(zhǔn)として、全ての文物にそれぞれ永久番號となる22桁のデジタルコードが付けられ、文物の実物、所蔵品の書類、電子データが一體となった「文物身分証」コードとデータ管理システムが形成された。さらに、文物管理の基礎(chǔ)が全面的に形成され、移動可能文物データに関する社會サービスや共有構(gòu)造の第一段階が確立された。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月13日