人種や言語が異なっていても、驚くことに「ママ」という母親を指す音は一致している。生物學(xué)者は、赤ちゃんにとって「ママ」という音が最も発音しやすいと解説しているが、最も親しい人を最も呼びやすい音で呼ぶという點(diǎn)を否定できないだろう。生命時報が伝えた。
上海心理カウンセリング業(yè)界協(xié)會の王裕如會長は「母親と子の間には、生まれつき強(qiáng)いつながりがある。生理的には子供は母親の一部であり、母親から産み落とされた肉體の一部。このつながりの強(qiáng)さは、父親とは比べものにならない。心理的には、母親は子供にとって人生初の先生。母親と子での良好な相互交流は安全な依存関係を養(yǎng)い、健全な心と性格を形成するのに役立つ」と指摘した。
子供の価値観の樹立は、母親から大きな影響を受ける。例えば他人の経済面を羨んでばかりいる母親の場合、物的快楽を重視する子供が育ちやすいし、子供に「必ず出世しなさい」と普段から言い聞かせている母親の場合、権力欲の強(qiáng)い子供が育ちやすい可能性がある。
蘇州栄格心理カウンセリングセンターの専門家である王國栄氏は「母親の子供への影響は、感情表現(xiàn)にも及ぶ。男性が理性的なのに比べ、女性はより感情的だ。その感情もきめ細(xì)やかで、敏感。そのため感情表現(xiàn)の面で、母親の模範(fàn)作用は父親よりも強(qiáng)力で、影響もより直接的だ。また他人への尊重や親孝行などの數(shù)多くの道徳的観念の形成も、主に母親にかかっている」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年5月12日
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