世界初の「公共レンタサイクル+モバイルエネルギー共有システム」が浙江省杭州市に登場(chǎng)する。同市濱江區(qū)で2、3ヶ月以內(nèi)にテスト運(yùn)営がスタートする見(jiàn)通しだ。中國(guó)新聞社が報(bào)じた。
このスマート公共レンタサイクルは、杭州の「赤い」公共レンタサイクルをベースに、アップグレード版「ミニ?レッドサイクル」と名付けられた。主なエネルギー源として「太陽(yáng)光」が採(cǎi)用されるため、今後、市內(nèi)數(shù)千ヶ所にある公共レンタサイクルスタンドには、一體型?分布式の「太陽(yáng)光発電ステーション」が設(shè)置される。
杭州市公共自行車(chē)公司の陶雪軍?総経理は、「太陽(yáng)エネルギーは、太陽(yáng)光発電ステーションでの採(cǎi)集?貯蔵を経て、ひとつの『棚』に保存される。棚の內(nèi)部にあるモバイルエネルギーモジュールは全て、自転車(chē)に搭載されるバッテリーとなる?!亥撺?レッドサイクル』は、このバッテリーを利用したハイブリッド走行が可能だ。スマホの電池が切れた際は、運(yùn)転者は搭載バッテリーでスマホを充電することができる」と説明した。
モーターを備えているが、「ミニ?レッドサイクル」は、正真正銘の自転車(chē)であることに変わりはない。というのも、「ペダルを踏まないと進(jìn)まない。踏むとスマート走行モードになる」という方式が採(cǎi)用されているからだ。つまり、運(yùn)転者がペダルを踏まない限り、スマート裝置には動(dòng)力が行き屆かない。ペダルを踏むと、スマートシステムが起動(dòng)する。
陶総経理は、「『ミニ?レッドサイクル』は、スマート裝置が、走行中に運(yùn)転者が受ける抵抗力とペダルを踏む頻度を感知して、リアルタイムに相応のハイブリッド動(dòng)力を出す。さらに、サポートする力加減や走行スピードを微調(diào)整し、山地走行モードと平地走行モードを自在に切り替えることも可能だ」と話した。
レンタル費(fèi)用については、1回の利用が1時(shí)間以內(nèi)ならば無(wú)料で利用可能。1時(shí)間を過(guò)ぎると、30分あたり1元(約16円)のレンタル料金がかかる仕組みが暫定的に決まっている。
このスマート公共レンタサイクルは、まず、杭州市濱江區(qū)にあるサービススタンド338ヶ所に5千臺(tái)が投入される。2、3ヶ月以內(nèi)にテスト運(yùn)営がスタートし、2018年の初めに市內(nèi)で広く展開(kāi)される見(jiàn)通し。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月19日
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