武漢市に住む張さんはスマホのナビゲーションのミスが原因で、間違った試験會場に到著してしまった。焦りで胸がいっぱいの時に、武漢東湖高新警察から派遣された敏腕な「白バイ隊員」が、彼を乗せて猛スピードで疾走した。道中の交通狀況も調(diào)整されたおかげで、この受験生は、試験開始時間前に會場に無事たどり著くことができた。新華社が伝えた。
中國大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験の初日だった7日の午前8時18分ごろ、武漢市公安局東新支局交通大隊が、緊急通報を受け取った。通報は、馬房山高校の張という學(xué)生が、試験會場を間違え、警察に緊急支援を求めているというものだった。関山高校の試験會場入り口で勤務(wù)についていた劉傑濤?副大隊長は、通報を受け取った後、すぐさま張さん本人に連絡(luò)を取った。
もともと華中科技大學(xué)付屬高校で試験を受ける予定だった張さんは、スマホのナビゲーションのミスが原因で、関山高校試験會場に到著してしまったという。劉?副大隊長が張さんと連絡(luò)が取れた時には、試験會場ではすでに點(diǎn)呼?入室案內(nèi)が始まっていた。また、この試験場から華中科技大學(xué)付屬高校は20キロほど離れており、短時間で到著することは不可能に近かった。焦りに焦った張さんとその家族は、藁にもすがる思いで警察に救援を頼んだのだ。
警察官は直ちに緊急體制を敷き、完璧な技術(shù)を持つ「漢警快騎」白バイ隊員を派遣、張さんを乗せ、近道を利用して、最速のスピードで華中科技大學(xué)付屬高校へ急いだ。また、交通管制センターも道中の信號システムを調(diào)整し、全行程を青信號で進(jìn)めるようにした。さらに、華中科技大學(xué)付屬高校の警備隊員に対して、彼の受け入れ準(zhǔn)備を事前に行うよう指示した。
白バイ警察官の協(xié)力とその他の警察官による調(diào)整のおかげで、この學(xué)生は、無事試験會場に到著できた。息子が無事到著できたことを知った張さんの父親は、感激のあまり眼に涙を浮かべた。
張さんと同じようなケースが、ほかにもあったという。受験生の蒙さんと母親も、警察に支援を求めた。朝、慌てて外出したため、受験票をホテルに忘れてきたというのだ。通報を受けた時、試験場入場時刻まであと十?dāng)?shù)分しかなかった。華中科技大學(xué)付屬高校試験會場で持ち場についていた機(jī)動中隊の許徳明?副中隊長は、受験生の母親を連れて驚くべきスピードでホテルに戻り、受験票を持ってきた。受験開始の十分前、受験票は無事受験生の手元に屆いた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月8日
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