6月は中國の大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験シーズン。日本にも大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験と同じように大學(xué)入試試験制度があるが、具體的にはどういった制度なのか？このほど人民網(wǎng)は日本の有名私立大學(xué)である東洋大學(xué)を取材し、教育関係者や學(xué)生にインタビューを行った。

東洋大學(xué)法學(xué)部の楠元純一郎教授は取材に対し、「大學(xué)によって様々なので一概には言えないが、知識のみが問われるのではなく、思考力や判斷力、表現(xiàn)力、コミュニケーション力が日本では重視されるのではないかと思う」とし、中國の大學(xué)統(tǒng)一入學(xué)試験に対するイメージとしては、大変厳しいが、非常に良い制度だと思うとした。

また同大學(xué)の入試部入試課の前原隆三課長補佐は、日本の大學(xué)入試試験の時期や內(nèi)容について紹介してくれた。日本の大學(xué)入試試験は毎年1月中旬前後に行われるセンター試験と2月頃から始まる私立大學(xué)の一般入試があり、センター試験の結(jié)果を受けて、各私立大學(xué)は獨自の入試を行うという。その試験の多くは2月に行われるが、AO入試や推薦入試などもっと早い時期に始まる試験もあり、日本の學(xué)生の場合、何回か受験をするチャンスを得ることができる。

また、學(xué)生側(cè)のプレッシャーなどについて、同大學(xué)法學(xué)部3年生の太田明利さんに取材したところ、「高校時代、保護者からのプレッシャーは全くなかった。日本の保護者は子供自身の意見を尊重し、子供が伸ばしたい能力を伸ばしてあげることを目指していると思う。また自身の経験から言っても日本の大學(xué)入試は公平だと思う」とその考えを述べた。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年6月9日