中國(guó)科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所によると、同研究所の研究者が率いるチームが、新疆ウイグル自治區(qū)のジュンガル盆地の北西側(cè)でこのほど、今から約2億年前のものとみられる原始的なトンボの化石を新たに発見(jiàn)したことを明らかにした。今回新たに発見(jiàn)された原始的なトンボはその幅が21センチあり、大人の手の平を広げた大きさほどで、現(xiàn)在までに中國(guó)で発見(jiàn)されているトンボの化石としては2番目の大きさとなっている。新華社が伝えた。
現(xiàn)在までに発見(jiàn)されている最大の大きさを誇る古生代の「巨大トンボ」は羽を広げた際の最大幅が71センチとなり、今から2億8千萬(wàn)年前にペルム紀(jì)初期に生息していた。これは現(xiàn)在までに判明している中で最大規(guī)模の昆蟲(chóng)となっている。しかし、大気の酸素含有量が低下していくにつれて、翼竜や鳥(niǎo)類、蝙蝠といった捕食動(dòng)物が次々と登場(chǎng)し、適応性に欠けた巨大トンボは次第に絶滅していった。現(xiàn)生するトンボの多くは羽を広げた際の幅が3センチから9センチほどとなっている。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月16日
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