中國(guó)の宅配業(yè)界の間で現(xiàn)在、 ドローンの活用が加速している。最近、宅配便事業(yè)を展開する順豊エクスプレスが、江西省贛州市南康區(qū)と共同で物流ドローンモデル運(yùn)行區(qū)の空域申請(qǐng)を行い、正式に認(rèn)可された。これにより、中國(guó)初の認(rèn)可となる、企業(yè)、中央監(jiān)督?管理當(dāng)局、自治體が共同で推進(jìn)するモデル空域となった。これで、ドローンが本格的に物流業(yè)務(wù)の前線に投入されることになる。銭江晩報(bào)が報(bào)じた。
順豊が認(rèn)可を受けたドローンの空域範(fàn)囲は、贛州市南康區(qū)の5つの郷と鎮(zhèn)。許可取得後、順豊は試験ポイントを設(shè)置して、ドローンを使った業(yè)務(wù)を行っている。
ドローンを宅配?配送に活用できれば、たくさんのメリットが生まれる。例えば、複雑な地形や道路、渋滯などを心配する必要はなく、効率を向上させることができる。また、ドローンを使って運(yùn)送、宅配できれば、最もエネルギーを節(jié)約できる方法となる。その他、極端な條件下でも、ドローンなら、車両が行けない場(chǎng)所に悠々とたどり著くことができる。
実際には、アマゾンやDHL、京東、順豊などの各大手物流業(yè)者やネット通販業(yè)者がそれぞれドローン物流の研究計(jì)畫を策定、実施している。2017年6月18日から、ネット通販大手?京東は、システムを通してマッチする注文を選び、ドローンを使って注文した人のもとへ屆ける宅配サービスを陝西省西安市で導(dǎo)入した?,F(xiàn)在までにすでに約40ルートが計(jì)畫されている。
取材では、順豊は今回複數(shù)の種類のドローンを?qū)毪?、さまざまな業(yè)務(wù)に対応できるよう計(jì)畫していることが分かった。その最大積載量は5-25キロで、最長(zhǎng)飛行距離は15-100キロだ。業(yè)界関係者は、「中國(guó)の多くの物流業(yè)者や大手ネット通販業(yè)者がドローンを活用した荷物配送を試みているものの、大規(guī)模に実施されることはなかった。それは、ドローンを監(jiān)督?管理する機(jī)関から認(rèn)可を得ることが難しいことと大きな関係がある。そのため、行政の認(rèn)可を受けるというのが、物流業(yè)者やネット通販業(yè)者の努力を傾ける方向となっている」と指摘している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年7月4日
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