シェア自転車を手がける摩拝単車(モバイク)はこのほど騰訊(テンセント)から6億ドル(1ドルは約113.6円)の融資を獲得し、同じくシェア自転車業(yè)務(wù)を扱うofoは7億ドルを超える新規(guī)融資を獲得したことを明らかにした。モバイクの自転車はオレンジ色、ofoの自転車は黃色をそれぞれ基調(diào)としており、シェア自転車をめぐるオレンジと黃色の戦いはついにアリババとテンセントという以前からのライバルがそれぞれチームを率いて乗り出す局面を迎えた。「北京晨報(bào)」が伝えた。
ofoの今回の融資はアリババ、弘毅投資、中信産業(yè)投資基金がリードインベスターとして出資したもので、滴滴出行とDSTも持続的に出資している。アリババ取締役の蔡崇信副社長(zhǎng)は、「アリババはofoの業(yè)界のリーダーとしての地位や開(kāi)放型プラットフォーム戦略を十分に評(píng)価している。ofoとより深いレベルの協(xié)力を展開(kāi)し、この業(yè)界のより大きな潛在力をともに解き放てることをうれしく思う」と述べた。ofoは、「2017年末までに、シェア自転車2千萬(wàn)臺(tái)を投入し、世界の200都市でサービスを展開(kāi)し、20ヶ國(guó)?地域への進(jìn)出を果たす計(jì)畫(huà)だ」と説明する。
今年6月中旬、モバイクはEラウンドで6億ドルの新たな融資を獲得したことを明らかにした。これは騰訊がリードインベスターとして出資したもので、騰訊は今年4月、「3月29日から『微信』(WeChat)を全面的に導(dǎo)入し、モバイクのシェア自転車の4月の有効ユーザー數(shù)は前年同期比200%以上増加し、わずか1ヶ月ほどで登録ユーザーが2400萬(wàn)人増えた」と述べている。
これに先立ち、ofoに投資する朱嘯虎氏は、「シェア自転車の大規(guī)模な戦いは半年以內(nèi)に収束する」と予測(cè)した。別のシェア自転車企業(yè)?小藍(lán)単車(bluegogo)の陳懐遠(yuǎn)共同創(chuàng)業(yè)者は、「シェア自転車産業(yè)は今年8月に曲がり角を迎える。きっかけは車體のサビがもたらす都市のゴミ問(wèn)題だ」と指摘。今回の融資が明らかになったのは、シェア自転車の戦いが終わりに近くなったというシグナルか。この問(wèn)題に対し、モバイクもofoも明確な回答を避けている。調(diào)査會(huì)社?易観の王晨曦アナリストは、「現(xiàn)在の狀況から考えて、雙方は総合的な実力が伯仲し、発展の勢(shì)いもともに非常に力強(qiáng)い。合併の憶測(cè)を語(yǔ)るのは時(shí)期尚早だ」との見(jiàn)方を示した。
資本の意志というものは創(chuàng)業(yè)者の意志に従わずに移り変わるもので、シェア自転車産業(yè)をみると悟空単車や3Vbikeがすでに撤退している。シェア自転車の世界は今や刃を交えて戦う時(shí)期を迎えているといえる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年7月7日
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