中國人観光客の海外旅行は今夏も盛んだが、ショッピングにかける費用は減り、飲食?観光費が増えている。新華社が伝えた。
Hotels.comとイプソスグループの最新の調(diào)査によると、ショッピングを主な目的とする中國人観光客の割合は今年、3分の1にまで減少した。2016年には3分の2を超えていた。
英フィナンシャル?タイムズは2日、「中國人観光客はもうショッピングを海外旅行の最大の目的としていない。これは初めてのことだ。中國人観光客は買物をするだけとの論調(diào)は弱まりつつある。彼らは旅行に體験をより求めているようだ」とのHotels.comアジア太平洋地域副社長の発言を紹介した。
オリバー?ワイマンの最新の調(diào)査によると、2016年に中國人観光客の1人あたり海外旅行費は2萬元(1元は約16.5円)にまで増えたが、旅行1回あたりの買物費は約6700萬元にまで減った。2015年には8050元だっった。
アナリストの分析によると、海外旅行者數(shù)の増加に伴い、買物費が減るのは必然的な流れだ。海外旅行が一層普通の事になるにともない、旅行者一人あたりの可処分所得は少なくなる。
オリバー?ワイマンの関係者は「海外旅行はすでに中國人にとって普通のことになっている。その結(jié)果、中國人観光客は千差萬別になる」と述べ、買物に興味のある観光客だけではなく、體験を求める観光客への準備をする必要性を指摘した。
この調(diào)査結(jié)果はフィナンシャル?タイムズの調(diào)査結(jié)果と呼応する。調(diào)査によると、中國人観光客の1人當たりの旅行費全體に占める買物費の割合は今年37%にまで減少した。2013年には47%だった。宿泊?飲食?娯楽費は31%から44%にまで増加した。
宿泊費増加の原因の1つは、滯在期間が延びたことにある。オリバー?ワイマンの調(diào)査によると、米國を訪れる中國人観光客の平均滯在日數(shù)は昨年16日間だった。2015年には9日間だった。
Hotels.comの調(diào)査によると、中國人海外旅行者の目的地は82%がアジアで、過去1年で歐州は25%、米國は12%増加した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月3日
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