北京中建建築設(shè)計(jì)院はこのほど北京の人気観光スポットである故宮の端門の風(fēng)除け用のガラス製壁工事の設(shè)計(jì)図が完成したことを明らかにした。同院によると、端門の城臺(tái)ではしばしば展示イベントが開かれるが、風(fēng)除け用のガラス製壁を設(shè)置することで冬の冷たい風(fēng)という問題を解決できる。また、実用性が高いだけでなく、現(xiàn)代的なデザインと故宮のクラッシックな建物との完璧なコラボも実現(xiàn)しているという。 北京青年報(bào)が報(bào)じた。
風(fēng)除け用のガラス製壁は端門の城臺(tái)の南側(cè)にある入口部分に設(shè)置され、長さ8メートル、幅2.5メートル、高さ5.9メートル。鉄骨とケーブルで支える構(gòu)造で、壁にはウルトラクリアガラスが採用される。ガラス1枚の幅は0.95メートルで、高さは5.4メートル。ガラスには、「故宮博物院」という五文字が刻まれる。この設(shè)計(jì)図が最近完成した。
同院によると、風(fēng)除け用のガラス製壁は、端門?城臺(tái)の建物のエントランスフレームの中に収め、今ある建物とは連結(jié)されない。そのため、端門?城臺(tái)への負(fù)擔(dān)が減り、その主體構(gòu)造や、基礎(chǔ)への影響は全くない。透明のガラスを壁に採用することで、見學(xué)する際の妨げにもならず、建物の全體的な見栄えに対する影響も最小限に抑えられている。
関係者によると、同プロジェクトは現(xiàn)在、施工段階に入っているものの、設(shè)計(jì)に修正が加えられる可能性もまだあるという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月4日
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