「中國児童の身長管理をめぐる現(xiàn)狀調(diào)査報(bào)告」が山東省青島市で3日、発表された。報(bào)告データから、児童の5割以上が親の身長から推定される「予測(cè)身長」に達(dá)しておらず、約8割の児童が今後も予測(cè)身長に到達(dá)しない見通しであることが明らかになった。親は、子供の身長に対して決して楽観視してはならないようだ。中國新聞社が報(bào)じた。
身長は體格の成長を見る際の重要指標(biāo)であり、堂々たる身體と身長は、児童の體格が優(yōu)れているかどうかを表している。統(tǒng)計(jì)によると、過去100年の間に、中國の男性の身長は平均10.8センチメートル、女性は平均9.5センチメートル、それぞれ伸びた。だが、日本や韓國と比べると、この數(shù)値は決して楽観視できない。特に、中國の伸び幅は韓國の2分の1だ。研究によると、遺伝子と遺伝狀況が固定的であるという狀況のもと、身長の顕著な変化は、栄養(yǎng)狀態(tài)および生活環(huán)境に深く関係している。
中國疾病予防コントロールセンター婦人?子供保健の専門家である蔣競雄氏は、今回の調(diào)査報(bào)告について、次の通りコメントした。
「現(xiàn)在、中國の児童の47.2%は身長が中程度レベル、26%が中の下レベルにあり、発育遅延率は2.4%となっている。さらに、調(diào)査対象児童の54.2%は、現(xiàn)在の身長が予測(cè)身長に達(dá)していない」。
「現(xiàn)狀とは対照的に、中國の親は、子供の將來の身長にかなり高い期待を抱いている。親の91.2%は、『男の子は身長175センチ以上になってほしい』としており、82.7%は、『女の子は身長165センチ以上が望ましい』と答えている。希望する身長が、遺伝から算出された予測(cè)身長より6センチメートル高い?,F(xiàn)在の身長から予測(cè)すれば、79.9%の児童が將來、予測(cè)身長に達(dá)しない見通しだが、親はそのことについてほとんど自覚していない」。
また、海外では數(shù)十年前から児童の身長管理という概念があるが、中國の親は、ほとんど身長管理に関する知識(shí)がない。調(diào)査によると、親の6割以上が、「身長や體重に問題がある児童に対してのみ、身長管理が必要」という見解を示した。また、親の5割以上が、「身長管理は6歳を過ぎてからで十分」としている。
蔣氏は、「身長管理は、早ければ早いほど良い。児童の栄養(yǎng)狀態(tài)を改善することが、身長を伸ばす上で重要な鍵を握っている。だが、今の中國児童の多くは、発育に不利な栄養(yǎng)環(huán)境にさらされている。栄養(yǎng)が不合理、食事構(gòu)造がアンバランスなどの問題が、児童の健やかな発育の足を引っ張っている」と強(qiáng)調(diào)した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月5日
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