旅行予約サイト?攜程旅行網(wǎng)が30日に発表した春節(jié)(舊正月、今年は2月16日)の海外旅行に関する報告書「2018年春節(jié)海外旅行価格指數(shù)」によると、今年の春節(jié)連休期間に海外に出かける中國人観光客の一人あたり平均消費額は9500元(1元は約17.2円)に達する見込みで、最高値は南極ツアーの一人平均16萬元だという。中國新聞社が伝えた。
同報告書によると、攜程のオンラインプラットフォームで取り扱う數(shù)十萬件の団體ツアー商品、個人旅行?レジャー商品のビッグデータ分析と、攜程、旅遊百事通、Qunar.Comの実店舗での申し込み狀況を合わせてみると、18年の春節(jié)海外旅行で価格の高い10大旅行先は上から順に、南極、アルゼンチン、ブラジル、タヒチ、ノルウェー、タンザニア、アイスランド、メキシコ、ニュージーランド、フィンランドだった。申込者をみると、家族旅行やカップルでの旅行が多く、1世帯の平均消費額は10萬元を超える。価格は高いが、それで中國人観光客の熱意が下がるということはなく、攜程のプラットフォームでは南極ツアーの申込者が昨年の2倍近くに増えたという。
同報告書によれば、価格が安い春節(jié)の海外旅行先では東南アジアへ行く人が多く、一人あたり平均価格は1萬元以下が基本だ。価格が低いところから高いところへと並べると、ラオス、セルビア、カンボジア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、タイ、ブルネイ、インドネシア、シンガポールとなり、ラオスは5千元を下回った。
また同報告書によると、今年の春節(jié)も東南アジアの島嶼の人気が高い。連休期間にはベトナムのニャチャンやダナンをはじめとする東南アジアの島々がまるで「中國村」のようになり、外國人観光客の8割以上を中國人が占める見込みだ。タイのプーケット島やサムイ島、フィリピンのボラカイ島なども中國人の間で人気がある。また「春節(jié)の10大ハイコストパフォーマンス國」には、イタリア、米國、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、カンボジア、ロシア、スリランカが並び、いずれも今年の平均消費額が昨年に比べて低下するか、増加率が低下する見込みだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月31日
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