近年、中國では「インターネット+」のスタイルの推進(jìn)が加速しており、そのデジタル経済は成長が著しい。うち、モバイルインターネットやビッグデータなどの新技術(shù)を基礎(chǔ)とした、社會(huì)の資源を活用して消費(fèi)者に便利なサービスを提供するシェアリングエコノミーが臺(tái)頭しており、オンライン配車やシェア自転車などが中國人のライフスタイルを変えている。

2017年は、シェアリングエコノミーが急速に発展した一年だった。中國インターネット情報(bào)センターがこのほど発表した「第41回中國インターネット発展?fàn)顩r統(tǒng)計(jì)報(bào)告」によると、昨年12月の時(shí)點(diǎn)で、中國のネットユーザーの數(shù)は7億7200萬人になり、普及率は55.8％に達(dá)した。これは、世界の平均水準(zhǔn)以上の規(guī)模だ。シェアリングエコノミーの中で、代表的な存在なのがオンライン配車やシェア自転車で、ネットユーザーへの浸透率はそれぞれ30.6％、28.6％となっている。

中國工業(yè)?情報(bào)化部情報(bào)センター工業(yè)経済研究所の于佳寧所長は、「ネットユーザーの約30％がオンライン配車やシェア自転車を利用したことがあるということは、近年、中國のネットユーザーがシェアというスタイルを少しずつ受け入れており、シェアリングエコノミーという理念がすでに浸透しているということ」と分析している。

中國インターネット情報(bào)センターの統(tǒng)計(jì)によると、17年、中國のシェア自転車のユーザーは2億人を突破した?！弗伐Д⒆攒炣?地下鉄」は、全て行程での自家用車による外出と比較して、中國人の外出効率を約17.9％向上させた。シェア自転車は、「家と駅」、「家とバス?！工胜嗓巍缸钺幛我互怼工螁栴}を解決してくれた。17年、ユーザーのシェア自転車の走行距離が合わせて299億4700萬キロとなり、削減された二酸化炭素の排出量は699萬トンに達(dá)した。

中國國家統(tǒng)計(jì)局サービス業(yè)司の許剣毅?司長によると、近年、中國のサービス業(yè)、新産業(yè)、新業(yè)態(tài)、新スタイルは急速に発展し、シェア自転車、シェア自動(dòng)車などの新興業(yè)界が急速に成長している。旅館業(yè)の分野のシェアリングエコノミーも急速に発展しており、17年の市場(chǎng)取引規(guī)模は前年比42.6％増の推計(jì)125億2000萬元（約2128億4000萬円）に達(dá)した。

中國國家情報(bào)センターシェアリングエコノミー研究センターは、今後數(shù)年、中國のシェアリングエコノミーは、毎年平均約40％のペースで急速に成長すると予想している。そして、20年、シェアリングエコノミーが國內(nèi)総生産（GDP）に占める割合は20年に10％、25年には20％に達(dá)すると予想されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月8日