2020年の東京五輪を2年後に控え、訪日外國人が増加しているのを受け、東京では最近、押しボタン式信號機から新型の歩行者用「タッチ」式信號機に切り替えている。中國語を含む11ヶ國語で「橫斷する方はボタンを押してください」というメッセージをスマホに流すことができる。新華網(wǎng)が報じた。
東京の通行車両の少ない交差點では、押しボタン式信號機、または夜間押しボタン式信號機が設置されている。歩行者がボタンを押すと、歩行者信號を青にすることができる。しかし、自國に押しボタン式信號機がない外國人には、ボタンを押さなければならないことに気付かずに待ち続けていることがあったほか、舊型の押しボタン式信號機のボタンを押すのが難しいとする身體障害者もいた。
これまでの「押しボタン」を「タッチチパネル」に変更し、スイッチ上部にはわかりやすい絵が描かれており、さらには、日本語のほか、英中韓3ヶ國語で使い方の説明が記載されている。また、案內(nèi)板のQRコードをスマートフォンで読み取ると、「橫斷する方はボタンを押してください」というメッセージが日本語以外の11ヶ國語でスマホから流れるようになっている。
「朝日新聞」が引用した警視庁交通管制課の統(tǒng)計によると、東京都內(nèi)には約1萬3000ヶ所に押しボタン式信號機が設置されているという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月27日
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