中國銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會（銀監(jiān)會）はこのほど、「中國銀監(jiān)會の外資系銀行の行政許可項目の実施規(guī)定」の改定を決定したことを明らかにした。改定の主な內(nèi)容は、外資系銀行の投資設(shè)立や中國國內(nèi)で銀行業(yè)務(wù)を取り扱う金融機(jī)関への出資を許可する場合の條件を追加し、複數(shù)の業(yè)務(wù)に関する審査認(rèn)可を撤廃し、中國資本銀行と外資系銀行の市場參入基準(zhǔn)などの統(tǒng)一をさらに進(jìn)め、金融産業(yè)の対外開放を拡大することだ?！副本┤請蟆工瑏护à俊?/p>

銀監(jiān)會関連部門の責(zé)任者は、「この決定により行政の許可が必要な項目が最大限削減され、許可に至るプロセスが簡素化され、銀行業(yè)務(wù)を扱う機(jī)関の業(yè)務(wù)展開の利便性が向上し、國內(nèi)外資本銀行の市場參入基準(zhǔn)のさらなる統(tǒng)一が促進(jìn)される」と述べた。

銀監(jiān)會の説明によると、銀監(jiān)會は2017年3月、「中國銀監(jiān)會弁公庁の外資系銀行の一部業(yè)務(wù)展開の関連項目に関する通知」（銀監(jiān)弁発〔2017〕12號）を発表し、外資系銀行が國內(nèi)の銀行業(yè)務(wù)を扱う金融機(jī)関に投資することを原則として認(rèn)めた。上記の開放措置との整合性をはかるため、今回の決定では外資系銀行の投資設(shè)立、國內(nèi)の銀行業(yè)務(wù)を扱う金融機(jī)関への出資を許可する場合の條件、プロセス、申請資料などについての規(guī)定を追加し、外資系銀行が株式投資を行う上での明確な法的根拠を示した。

また今回の決定により外資系銀行が顧客の代理人となって行う海外での資産運(yùn)用業(yè)務(wù)、資産の委託管理業(yè)務(wù)、証券投資基金の委託管理業(yè)務(wù)、清算された外資系金融機(jī)関の利子所得を生じる資産に関する業(yè)務(wù)という4つの業(yè)務(wù)に関する認(rèn)可審査が撤廃され、報告制が採用されることになった。

また審査認(rèn)可の仲介サービス項目の整理と規(guī)範(fàn)化をさらに進(jìn)めるため、今回の決定では外資系銀行の債券発行や資本充足のツールを申請する際に中國の弁護(hù)士事務(wù)所が発行した法律に関する意見書を提出しなければならないとの規(guī)定が撤廃された。

注目すべきは、改定後の「実施規(guī)定」が國內(nèi)外資本銀行の監(jiān)督管理の標(biāo)準(zhǔn)は一致した狀態(tài)を維持するとの原則を遵守し、許可の條件とプロセスが中國資本の商業(yè)銀行と最大限一致するようにしたことだ。その內(nèi)容には、支店の設(shè)立準(zhǔn)備と開業(yè)の審査認(rèn)可プロセスを統(tǒng)合し、支店開業(yè)の審査認(rèn)可のみを殘すこと。外資系銀行の債券募集発行や資本充足ツールをめぐる條件の最適化すること。高級管理職の資格の審査認(rèn)可プロセスをさらに簡素化し、同レベル?同タイプの外資系銀行間の同レベルポジション間の異動や低レベルポジションへの降格については、事前に審査認(rèn)可を行っていたのを登録制に改めることなどが含まれる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月26日