このほど10組の新郎?新婦が河南省永城市で「結(jié)納金ゼロ」の合同結(jié)婚式を行い、悪習(xí)を改め、高額の結(jié)納金の習(xí)慣をやめようと提唱している。

昨年12月16日、河北省邯鄲市では110組の新郎?新婦が「結(jié)納金ゼロ」の合同結(jié)婚式を行い、社會的に高く評価された。今回、河南省永城市で行われた「結(jié)納金ゼロ」合同結(jié)婚式は、永城市市政府の幹部が立會人として出席しただけでなく、「結(jié)納金ゼロ」の新婚夫婦に優(yōu)先的に仕事のチャンスが與えられ、市緑化局と市政會社の責任者は7組の夫婦に採用通知書を手渡し、指導(dǎo)的作用をはっきりと示した。

結(jié)納金の金額を下げたり、ゼロにすることを人々が受け入れられないということではない。肝心なのはどのように始めたらよいかという點だ。まず言えることは、若者の考え方はオープンである點で、それは「結(jié)納金ゼロ」の結(jié)婚式に積極的に參加していることがその最も良い証拠と言えるだろう。合同結(jié)婚式に參加したある新婦は「愛のために結(jié)婚するのであり、一生そばに居てくれる人がほしい。2人の愛情が永遠に続くなら、結(jié)納金など無くても幸せ」と話した。また、両親にとっても子供の幸福を利用して金もうけをしたいわけではないため、「結(jié)納金ゼロ」を彼らに納得させるのは難しいことではない。

そして、ただひたすら言い聞かせるよりも、こうした結(jié)婚式というスタイルの方がより人々に受け入れられやすい。特に、これは參加者たちの兄弟や親戚、友達、同級生、同僚に対して、大きな影響を及ぼすことができ、「低結(jié)納金、結(jié)納金ゼロ」という健全な社會風習(xí)の形成を推進に役立つ。

更に、「結(jié)納金ゼロ」の合同結(jié)婚式を長期的メカニズムとして確立するのは難しいとは限らない。例えば、河北省邯鄲市肥郷區(qū)における婦人連合會を中心に無料結(jié)婚仲介プラットフォームを立ち上げた。これにより、安心して利用できるだけでなく、お金の節(jié)約にもなり、またプラットフォームを利用して悪習(xí)を変えるPR活動を展開することも可能になった。なお、河南省永城市ではこれからも「結(jié)納金ゼロ」の新婚夫婦を表彰し、彼らに優(yōu)先的に仕事をあっせんしていく計畫だ。また、村の年末評価の加點項目とすることで「結(jié)納金ゼロ」の合同結(jié)婚式を今後も引き続き続けていく方針だ。

社會の悪習(xí)は長い間少しずつ積み上げられてきたものである以上、それを変えるにも時間が必要。その中で政府當局の積極的な指導(dǎo)は極めて重要な役割を果たしている。公式文書を発行するにしても、家庭や村においてPR活動を行うにしても、重要なのは人々が受け入れやすいスタイルを見つけることだと言えるだろう。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月28日