花見シーズンを迎えた3月、湖北省の各景勝區(qū)には観光客が続々と押し寄せている。なかでも仲間と一緒にでかける「シルバー族」が人々の注目を集めている。実際、こうした「シルバー族」が春のピーク時を避けた旅行の主力となっているのが現(xiàn)狀だ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
ここ數(shù)年、「シルバー族」はすでに旅行ユーザーの中で一定の割合を占める重要なパワーとなりつつある。國家統(tǒng)計(jì)局が発表した2017年の統(tǒng)計(jì)データによると、中國において60歳以上の人口は2億4千萬人に達(dá)し、人口全體の17.3%を占めている。経済成長と高齢者の消費(fèi)観念の変化にともない、「シルバー族」の旅行に出かける延べ人數(shù)も目に見えて上昇している。全國老齢委員會が実施したある調(diào)査によると、現(xiàn)在、中國では旅行に出かける高齢者の數(shù)がすでに毎年全體の20%以上を占めているとしている。
旅行サイトの「Lvmama」が明らかにした最新データによると、3月と4月において「金と暇を持て余した」中高年の人々がピークを避けた旅行における主力軍となっている。江西省に菜の花を見に行ったり、日本に桜の花を見に行ったりすることが「シルバー族」が好むツアーとなっているほか、普陀山の巡禮コースなども人気の高いツアーとなっている。
「シルバー族」はまた海外の様々な観光地も活発に訪れており、最近では湖北省から800人以上の「シルバー族」団體ツアーがベトナムで行われた「一帯一路中國ベトナム國際高齢者文化ヘルス蕓術(shù)フェスティバル」に參加し、9日間にわたるスケジュールでベトナムの観光地を巡った他、太極拳やエアロビクスなどの種目でそのパフォーマンスを競った。
旅行サイトの「Lvmama」のデータによると、過半數(shù)を超える「シルバー族」が現(xiàn)地での暮らしなどの體験を目的としたしっかり體験ツアーをより好んでおり、タイと日本、シンガポールが「シルバー族」の海外目的地トップ3に選ばれた。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月26日
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