毎年4月は日本の進學(xué)?就職シーズンのため、3月から引っ越しの需要がピークを迎える。しかし、今年は深刻な労働力不足などの原因により、各大手引越し業(yè)者が人手不足に陥り、引越し料金が大幅に高騰している。
高井寛さん(22)は今年3月に名古屋市の大學(xué)を卒業(yè)後、本社を東京に置く企業(yè)に採用された。高井さんは近日中に東京に引っ越し、新生活を始める予定だが、1ヶ月以上も前からいくつもの引越し業(yè)者に連絡(luò)したにもかかわらず、いずれも忙しすぎて受注できないという回答だった。受注できるとした唯一の業(yè)者は、20平方メートル未満の新居への引っ越しに20萬円の料金がかかることを伝えた。高井さんはこれを受け入れられなかった。
高井さんは「本當(dāng)に無理ならば、ホテルでしばらく泊まるしかない。出社を遅らせるわけにはいかないからだ」と話した。
物流業(yè)界全體が人手不足に陥っていることから、日本の引越し業(yè)者の多くの従業(yè)員が昨年末より、宅配業(yè)者に高給で引き抜かれている。人材流出が深刻で、日本の各大手引越し業(yè)者は受注を拒否するか、価格を大幅に引き上げている。2LDKの引越し料金は通常10萬円だが、今年は30萬円にまで高騰している。多くの人が引っ越しを遅らせるか、高額の料金を支払うかの選択を迫られている。
そこで、多くの企業(yè)が出社時期を調(diào)整することで、新入社員の引越し問題の解決を促している。あるアパレルメーカーで人事部長を務(wù)める鶴見英斎氏は、「當(dāng)社は新入社員が引っ越しのピークを回避し、入社手続きを自ら調(diào)整することを認(rèn)めている」と述べた。
國土交通省は現(xiàn)在、引越し業(yè)者に一日も早く効果的な措置を講じるよう、すでに促している。また、一部の業(yè)者はビッグデータやAIなどの技術(shù)を使い、引っ越しの時期を分散させ、引っ越しルートを改善している。これにより人件費と時間を節(jié)約し、目下の需要のピークに対応しようとしている。
統(tǒng)計データによると、日本の引越し業(yè)者の3?4月の業(yè)務(wù)量は、通年の3分の1に達する。そのため、今年のピークは少なくとも4月中旬まで続くと予想されている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn