ロシア外務省は30日に公告を発表し、同省が同日にオーストラリア、ドイツ、イタリアなど23か國の駐ロシア使節(jié)の代表を呼び、人數(shù)対等の原則に基づいてロシアが各國の駐ロシア外交官を追放することを告知したと明かした。新華社が伝えた。
同公告によると、これは上記各國がロシアの外交官を追放したことに対するロシアの対応措置。ロシアは同日、オーストラリア、アルバニア、ドイツ、デンマーク、アイルランド、スペイン、イタリア、カナダ、ラトビア、リトアニア、マケドニア、モルドバ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、ウクライナ、フィンランド、フランス、クロアチア、チェコ、スウェーデン、エストニアの駐ロシア使節(jié)代表に抗議文書を手渡したという。
ロシアによれば、英國がいささかの証拠もなしにロシアが自國の元情報員セルゲイ?スクリパリ氏と娘のユリア氏の毒殺事件に関わっていたと批判したことを受け、上記の國々はロシア外交官を追放するという暴挙に出た。対応措置として、ロシアは人數(shù)対等の原則に基づき各國の同數(shù)の駐ロシア外交官を「歓迎されざる者」とみなすことにしたという。
同公告は、「ロシア外交官の追放擔當チーム」に加わったばかりのベルギー、ハンガリー、ジョージア、モンテネグロについて、ロシアは対応措置を取る権利を保留する」とする。
ロシアの元情報員スクリパリ氏と娘の英國での「中毒事件」が引き起こした外交的な波紋が広がっている。まず14日に英國のテリーザ?メイ首相がロシア外交官23人を追放すると宣言。すると17日にロシア政府が英國の駐ロシア外交官23人を追放すると宣言。26日には、歐州連合(EU)の加盟國の多數(shù)と米國、カナダ、ウクライナなどがロシア外交官計100人以上を追放すると発表。さらに29日には、ロシアが米國外交官60人を追放すると発表するなど、規(guī)模が拡大を続けている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月31日
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