朝鮮外務(wù)省は12日、今月23日から25日の間に朝鮮北部核実験場の廃棄式を行うと発表した。具體的日時は天候狀況を見て決め、國際記者団の現(xiàn)地取材を許可する。北京日報が伝えた。
■特別機を用意
朝鮮中央通信は12日、朝鮮外務(wù)省の公報として、核実験場廃棄の透明性を示すため、朝鮮側(cè)は朝鮮國內(nèi)メディアと國際記者団の現(xiàn)地取材を許可すると報じた。
朝鮮側(cè)は全ての國際記者に中國?北京から朝鮮?元山までの特別機を用意する。元山からは特別列車で豊渓里へ行く。
豊渓里核実験場は朝鮮北東部に位置し、6回の核実験は全てここで実施された。
公報は、核実験場が人の少ない山奧にあることから、國際記者団は特別列車內(nèi)に宿泊することになるとした。また、現(xiàn)地での取材と廃棄狀況の撮影後のプレスセンターでの送稿に協(xié)力するという。
公報は、朝鮮半島と世界の平和?安定維持のため、朝鮮はこれまで同様に周辺國及び國際社會と緊密に連絡(luò)を取り、積極的に対話するとした。
■米韓は評価
トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は12日、ツイッターに「朝鮮は6月12日の米朝首脳會談に先立ち、今月核実験場を廃棄すると発表した。非常に賢明で丁重な措置だ」と書き込んだ。
米朝関係には最近緩和の兆しが多く見られる。ポンペオ米國務(wù)長官は9日に訪朝し、朝鮮の最高指導(dǎo)者?金正恩氏と會い、朝鮮に拘束されていた米國人3人を連れ帰った。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は10日、6月12日にシンガポールで金氏と會うと発表した。
核実験場の廃棄という朝鮮側(cè)の発表に対して、青瓦臺の金宜謙報道官は13日の記者會見で歓迎を表明?!赶仍履─雾n朝首脳會談での合意を?qū)g行する意思が朝鮮側(cè)にあることを示すものだ」と述べた。
■依然殘る疑念
米側(cè)は一貫して朝鮮側(cè)に「完全かつ検証可能で不可逆的な」核廃棄を求め、「検証可能」であることが肝要だと強調(diào)してきた。朝韓首脳會談當(dāng)日、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は米朝首脳會談が成果を挙げることを期待すると述べ、非核化実現(xiàn)まで対朝圧力を継続するとした。
AFP通信は13日、「疑念を抱き続けてきた人々は、朝鮮は核兵器の廃棄を公に約束していないと言う」と報じた。韓國聯(lián)合ニュースは同國の野黨「自由韓國黨」の洪準(zhǔn)杓代表がSNS上で、朝鮮側(cè)が核実験場の廃棄を決定するのは「目新しい事ではなく」、重要なのは核兵器をどう処置するかだと指摘したことを報じた。
洪代表の言う「目新しい事ではない」というのは、朝鮮側(cè)が2008年6月、寧辺の原子爐冷卻塔の爆破過程の見學(xué)に外國の報道陣10數(shù)人を招いたことを指す。爆破完了後、朝鮮側(cè)は爆破効果の現(xiàn)地での確認を手配した。
朝鮮、韓國、中國、米國、ロシア、日本の參加する6カ國協(xié)議は、2007年7月の寧辺核施設(shè)の停止発表へと朝鮮を?qū)Гい俊3rは2008年9月、米國が朝鮮を「テロ支援國家リスト」から外すことを拒絶したため、寧辺核施設(shè)の再稼働を開始したと発表した。
2008年12月の6カ國協(xié)議首席代表會合で、米朝は核検証問題で溝が埋まらず、期待された核検証議定書の策定について合意にいたらなかった。2009年4月、朝鮮側(cè)は6カ國協(xié)議からの離脫と機能停止した核施設(shè)の原狀回復(fù)を発表した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月14日
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