北京だけでなく、中國各地にも、一見の価値ありの特色ある博物館がたくさんある。例えば、上海博物館には、文化財約102萬點(diǎn)が収蔵されており、そのうち、貴重な文化財は14萬點(diǎn)に上る。また、非常に有名な、中國春秋時代後期の越王「勾踐」が使用していた名剣「越王勾踐剣」が収蔵されている湖北省博物館の所蔵品は約24萬點(diǎn)。國家一級文化財が約1000點(diǎn)で、そのなかで「鄖県人頭骨化石」と「越王勾踐剣」、「曾侯乙編鐘」、「元代青花四愛図梅瓶」は、同博物館の「4大文化財」と呼ばれている。
また、グルメな人々に人気なのが、中國杭■菜博物館(■は邦の下に巾)。同博物館は浙江省杭州市の南宋皇城大遺跡の隣にある江洋▲原生態(tài)公園(▲は田へんに反)にあり、10ヶ所のエリアに古近から現(xiàn)代までの文化財を陳列し、古代から現(xiàn)在に至るまで、杭州料理がどのように伝えられてきたかを紹介している。見學(xué)に行ったというあるネットユーザーは、「『食べることのできる』博物館で、いろんな料理と食べ物の模型がたくさん陳列されていた」とコメントしている。
テクノロジーの発展とともに、人工知能を活用する博物館も登場している。例えば、中國國家文化財局は最近、人工知能(AI)博物館を立ち上げる計畫を発表し、國際博物館の日に、博物館1000館以上の正確なPOIを調(diào)べることができる全國デジタル博物館マップを公開した。また、秦始皇帝陵博物院などの博物館でもAI技術(shù)を活用している。今後、各地の有名な博物館を、もっと便利にスピーディーに理解し、見學(xué)できるようになるだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月18日
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