中國と日本はこのほど両國政府による映畫共同制作に関する合意に調(diào)印した。合意に調(diào)印したことで中日合作映畫の撮影や制作に政策的保障が與えられたことになり、両國映畫界の協(xié)力促進(jìn)に積極的な役割を果たすとみられる。中國広播網(wǎng)が伝えた。
今月9日の午後、日本?東京の迎賓館で、會談を終えたばかりの李克強総理と日本の安倍晉三首相が二國間のさまざまな協(xié)力文書の調(diào)印に立ち?xí)盲?。そ?つが「中華人民共和國政府と日本國政府の映畫共同制作に関する合意」だ。
日本メディアが伝えたところでは、両國政府は合意に基づいて各方面の保障を提供し、関係者の関連機関への報告、査証(ビザ)の申請、輸送設(shè)備などの作業(yè)が順調(diào)に行われるようにする。合作映畫は中國國産映畫と同等の待遇を受け、輸入映畫のように數(shù)量制限の対象にはならないという。
外交部の耿爽報道官は11日に行われた定例記者會見で、「雙方の映畫分野での協(xié)力が中日関係の持続的改善と持続的発展に寄與することを願う。中日平和友好條約が締結(jié)されてからの40年間、中日両國の映畫界は密接な交流と協(xié)力を保ち続けてきた。中國でよく知られた日本の映畫作品やテレビ作品はたくさんあり、日本でよく知られた中國映畫もますます増えている。ここ數(shù)年、雙方は一連の優(yōu)れた映畫作品を共同制作してきた。中國は世界2位、日本は世界3位の映畫市場であり、雙方が映畫分野の交流と協(xié)力を引き続き強化し、文化産業(yè)を両國の実務(wù)協(xié)力の新たな注目點に育て上げ、両國國民の心の距離を絶えず縮めて、中日関係の持続的改善と持続的発展に新たな寄與ができることを願う」と述べた。
日本映畫はさまざまな年齢層の中國の観客にとって身近な存在だ。1970年末から90年代中頃にかけて、大量の映畫、テレビ、漫畫、アニメが中國に流れ込み、「君よ憤怒の河を渡れ」、「サンダカン八番娼館望郷」、「愛と死」、「遙かなる山の呼び聲」、「男はつらいよ」シリーズなどの映畫作品は中國人を楽しませ、「一休さん」、「トランスフォーマー」、「聖闘士星矢」などのアニメ作品がゴールデンタイムのテレビチェンネルを獨占したこともある。
清華大學(xué)映畫放送研究センターの尹鴻センター長は、「映畫作品が導(dǎo)入されただけでなく、中日の映畫協(xié)力にも早くから先例がある。中國と日本は実は80年代に合作映畫や合作テレビドラマ(テレビ番組)を數(shù)多く制作し、ドキュメンタリー作品「萬里の長城」、「未完の大局」などが作られた。だがいろいろな原因により、協(xié)力はその後長らく中斷していた。だが新たな情勢の下、世界の局面には変化が生じ、中日関係も改善した。この文化的な融合性と相互補完性が高い2つのアジア大國にとって、映畫共同制作の機會は実は多い」と述べた。
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