グローバル化シンクタンク（CCG）と社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社、西南財(cái)経大學(xué)発展研究院はこのほど、「2018年中國(guó)國(guó)際移民報(bào)告」を共同で発表した。これによると、中國(guó)はいま、海外移民の輩出國(guó)から、管理方式?體制が進(jìn)化し続ける海外移民の移住目的國(guó)にシフトしており、「中國(guó)で夢(mèng)を追い求める」外國(guó)人が増加傾向を呈している。また、「一帯一路」（the Belt and Road）沿線國(guó)は、中國(guó)人移民が向かう主要目的國(guó)となっている。

香港上海銀行（HSBC）が発表した2017年「海外移住就労者グローバル報(bào)告」によると、中國(guó)は現(xiàn)在、HSBC世界職業(yè)発展ランキングで世界第2位、中國(guó)に移住する外國(guó)人は、さまざまな職業(yè)上の優(yōu)位性を獲得している。就職の將來性に対する理解と予測(cè)からみて、中國(guó)における外國(guó)人の就職をめぐる將來性は、世界全體および?xùn)|南アジア全體の予測(cè)をはるかに上回っている。

不完全ではあるが、世界銀行の2017年統(tǒng)計(jì)データによると、中國(guó)は2016年、華僑による外國(guó)送金の送金元國(guó)ランキングで世界第5位となり、2年連続トップ5入りを果たした。これは、中國(guó)がすでに、國(guó)際移民の輩出國(guó)かつ華僑による外國(guó)送金の送金先國(guó)であるだけではなく、國(guó)際移民の目的國(guó)として成長(zhǎng)し続けている現(xiàn)狀を示すものだ。

中國(guó)大陸部住民の移民先トップ20ヶ國(guó)?地域のうち、「一帯一路」沿線國(guó)が7ヶ國(guó)?地域を占めており、內(nèi)訳は、シンガポール（44萬8600人）、バングラデシュ（17萬7800人）、タイ（10萬300人）、インドネシア（7萬300人）、ロシア（5萬6200人）、フィリピン（3萬6千人）、ミャンマー（3萬3700人）。

中國(guó)の外交は、今のところ巨大な進(jìn)展を得ており、それに伴い、政府の出先機(jī)関と職員も増え続けている。また、中國(guó)がグローバル化の過程でますます重要な役割を演じるにつれ、「海外進(jìn)出」を進(jìn)める中國(guó)の企業(yè)やその他関連機(jī)関も急増している。中國(guó)國(guó)際契約業(yè)者協(xié)會(huì)（CHINCA)の統(tǒng)計(jì)データによると、2016年、中國(guó)から派遣され海外に駐在している就労移住者は約200萬人に上り、その9割がアジア?アフリカ地域に集中、その多くが「一帯一路」沿線國(guó)となっている。

中國(guó)は、「一帯一路」構(gòu)想の発展計(jì)畫に便乗して、地域國(guó)際移民管理の協(xié)力體制を構(gòu)築する必要がある。「一帯一路」地域の留學(xué)生を誘致し、同地域の発展のために國(guó)際人材を育成するほか、地域內(nèi)の各國(guó)とともに、地域に住む非正規(guī)移民問題、共同規(guī)範(fàn)、正規(guī)移民のための基金と行動(dòng)の完備などを管理?支援する専門機(jī)関を設(shè)立することで、「一帯一路」地域の移民問題を解決するための地域協(xié)調(diào)対応システムを構(gòu)築し、管理経験を共有していかなければならない。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月13日