朝鮮の金正恩國務(wù)委員會(huì)委員長と米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が12日にシンガポールで史上初の朝米首脳會(huì)談を行い、共同聲明に署名した。新華社が伝えた。
朝米首脳會(huì)談の成果をどう評(píng)価するか。共同聲明の積極的意義は何か。実行の見通しはどうか。今回の會(huì)談及び共同聲明は朝鮮半島と北東アジアの平和にとって重大な進(jìn)歩だが、共同聲明の実行の見通しには依然不確定性があると各國の専門家は指摘する。
■平和への重要な一歩
韓國慶南大學(xué)極東問題研究所の李相萬教授は「朝米は朝鮮半島の非核化や両國関係改善の問題について大枠で合意し、両國首脳が直接會(huì)うことで相互不信と猜疑が減った。この2つの意味において、會(huì)談には重大な意義があった」と指摘する。
ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所朝鮮研究センターの金永文研究員は「會(huì)談が順調(diào)に行われたことで、朝鮮半島で將來戦爭が起きる可能性は大幅に下がった」と指摘する。
シンガポール國立大學(xué)リー?クァンユー公共政策大學(xué)院の顧清揚(yáng)準(zhǔn)教授は「朝米両國は將來の和平交渉の意向を確認(rèn)した。これは朝鮮半島の真の非核化実現(xiàn)及び平和メカニズムの最終的構(gòu)築に資する」と指摘する。
■どう実行に移すかが鍵に
朝鮮半島の平和に対する共同聲明の積極的意義は言うまでもないが、詳細(xì)性を欠くことから、聲明実行の見通しにはまだ不確定性があると専門家は指摘する。
米外交問題評(píng)議會(huì)のリチャード?ハース會(huì)長は「共同聲明は本質(zhì)的にビジョンの性質(zhì)が強(qiáng)く、非核化の定義、タイムテーブル、核査察の詳細(xì)について明確に語ってはいない」と指摘する。
米外交問題評(píng)議會(huì)シニア?フェローで韓國を?qū)熼Tとするスコット?スナイダー氏は「聲明の示した善意のメッセージをどう実行に移すか、米國の対朝制裁をいつ止めるかなど、朝米雙方には解決の待たれる問題がまだ多くある」と指摘する。
盤古シンクタンク(Pangoal Institution)シニア?フェローの梁亜濱氏は「朝米首脳會(huì)談の実現(xiàn)で、中國の提案する『相互停止』もかなりの程度実現(xiàn)した。朝米は信頼を欠いている。雙方が向き合って進(jìn)み、『デュアル?トラック』アプローチで各自の懸念を均衡的に解決して初めて、成果をさらに揺るぎないものにし、拡大して、朝鮮半島問題の政治的解決を持続可能で不可逆的なプロセスにすることができる」と指摘する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月15日
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