上海市政府は6日に行った記者會見で、市がこのほど発表した「上海観光の高い品質(zhì)の発展を促進(jìn)し世界的有名観光都市の建設(shè)を加速することに関する若干の意見」は、國際的に最も高い基準(zhǔn)と最も優(yōu)れたレベルについてのベンチマーキングを行い、観光の供給側(cè)構(gòu)造改革を加速するものであることを明らかにした。新華社が伝えた。

同意見によると、2020年をめどに上海の年間受け入れ國內(nèi)観光客數(shù)をのべ3億6千萬人に、インバウンド観光客數(shù)をのべ1千萬人に、観光総収入を6千億元（約9兆6939億円）以上に、観光産業(yè)生産額が全市の國內(nèi)総生産（GDP）に占める割合を7％前後に引き上げることを目指す。35年にはインバウンド観光客數(shù)をのべ1400萬人に増やし、上海を高い品質(zhì)の世界的有名観光都市にすることが目標(biāo)だという。

同市観光局の徐未晩局長は、「世界のトップレベルの観光都市は毎年1千萬人を超えるインバウンド観光客を誘致しているが、去年は上海市の受入數(shù)がのべ873萬人にとどまる。100萬単位レベルから1千萬単位レベルへの量的飛躍を遂げるには、一連の系統(tǒng)的なモデル転換?バージョンアップに向けた発展の推進(jìn)が必要だ」と述べた。

今回提出された意見は、▽全體的要望▽より誘致力を備えた観光目的地の育成▽上海観光のモデル転換?バージョンアップの推進(jìn)▽良好な観光環(huán)境の創(chuàng)出▽上海観光の波及力?影響力の向上▽保障措置の6項(xiàng)目30條で構(gòu)成され、「上海観光30條」とも呼ばれる。

同意見はより誘致力を備えた観光目的地の育成について、上海を「都市と風(fēng)景が一體化した」全域観光の目的地に育成し、「黃埔江遊覧」を世界的な観光商品の目玉に育て、QRコードで由來や逸話などの情報(bào)を読み取ることができる「物語を伝える建築」を上海の歴史、文化、暮らしを體験する新しいベクターにするとの方向性を明確にした。

同意見は観光のモデル転換?バージョンアップを推進(jìn)するため、上海が國際文化観光の都、ショッピングの街、遊覧船観光都市、國際會議展示観光都市、健康観光都市、工業(yè)観光都市などの建設(shè)を加速し、産業(yè)の融合発展を推進(jìn)するとの方向性も明確に打ち出した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月7日