王毅國(guó)務(wù)委員兼外交部長(zhǎng)（外相）は13日、フランスのルドリアン外相と北京で會(huì)談した後、共同記者會(huì)見に臨んだ。中國(guó)新聞社が伝えた。

【記者】仏側(cè)が多國(guó)間主義の維持と再構(gòu)築に盡力し、國(guó)際貿(mào)易體制改革を推進(jìn)することを中國(guó)側(cè)はどう受け止めるか。

【王部長(zhǎng)】フランスは一貫して多國(guó)間主義を維持し、自由貿(mào)易を守る重要なパワーだ。われわれは、これに向けた仏側(cè)の様々な努力を高く評(píng)価し、稱賛する。

現(xiàn)有の國(guó)際貿(mào)易體制は、いくつか疑問を呈され、打撃を受けている。中國(guó)側(cè)の立場(chǎng)は明確だ。まず、自由貿(mào)易のルールと理念は維持されるべきであり、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）を中心とする多角的體制は強(qiáng)化されるべきだ。これは世界各國(guó)の全體的、長(zhǎng)期的利益にかない、圧倒的多數(shù)の國(guó)々の共通認(rèn)識(shí)でもあるからだ。同時(shí)に、われわれは現(xiàn)有の體制が完全無欠だと考えているわけではない。WTOを含む現(xiàn)有の體制をより公平で有効かつ合理的なものにするため、必要な改革と整備を進(jìn)めることを、中國(guó)側(cè)は支持する。改革を議論し、推し進(jìn)める過程では、3つの原則を堅(jiān)持すべきだと中國(guó)側(cè)は考える。

（1）WTOの基本的価値観と基本原則を失ってはならない。自由貿(mào)易への支持、多角的貿(mào)易體制の維持、保護(hù)主義への反対を基本的方向とすべきであり、時(shí)代の潮流に逆行して、歴史を逆行させてはならない。

（2）途上國(guó)の正當(dāng)で合法的な権益を失ってはならない。改革の目的は南北格差の一層の拡大ではなく、グローバル化の進(jìn)行による成果を各國(guó)がより公平に分かち合うことであるべきだ。WTOは途上國(guó)がグローバル?バリューチェーンにより良く融け込むことを引き続き支持し、途上國(guó)が享受すべき「特別かつ異なる待遇」を引き続き保障すべきだ。

（3）協(xié)議による合意形成の精神を失ってはならない。WTOの改革は各國(guó)の切実な利益に関わり、広範(fàn)かつ十分に調(diào)整し、各國(guó)の意見を聞くこと、特に途上國(guó)の意見を聞き、尊重することが必要だ。

WTO改革問題は大変複雑で、影響は広範(fàn)囲に及ぶ。中國(guó)側(cè)は仏側(cè)がこのために積極的、建設(shè)的役割を果たすことを歓迎する。これについて仏側(cè)と意思疎通と調(diào)整を継続したい。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月14日