第4回東方経済フォーラムの全體會合が12日にロシア?ウラジオストクで開かれた。中國の習(xí)近平國家主席は挨拶でロシアの極東協(xié)力への中國の支持と參加が得た成果を総括し、北東アジア地域に素晴らしい未來を切り開くための明確なロードマップを示した。（人民日報(bào)「鐘聲」國際論評）

習(xí)主席は（1）相互信頼を増進(jìn)し、地域の平和?安寧を維持する（2）協(xié)力を深め、各國の互恵?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)する（3）互いに學(xué)び、參考にし、人々の伝統(tǒng)的友情を揺るぎないものにする（4）長期的視點(diǎn)で、総合的で調(diào)和のとれた発展を?qū)g現(xiàn)する――必要性を訴えた。これは現(xiàn)在の北東アジア情勢に立腳し、各國の発展上のニーズに応えるものであり、出席者の強(qiáng)い共感を呼んだ。

現(xiàn)在、國際情勢は深く複雑に変化し、強(qiáng)権政治、一國主義、保護(hù)主義が臺頭している。世界政治?経済情勢が複雑に入り組む中、北東アジア情勢は全體的に安定?好転している。北東アジア諸國は得難い歴史的なタイミングを直ちにしっかりと捉え、協(xié)力の潛在力をさらに掘り起こし、地域の平和?安定?繁栄に共同で積極的貢獻(xiàn)をしなければならない。

発展の潛在力については、北東アジア6カ國は人口で世界の23％を占め、GDPで世界の19％を占める。エネルギー資源が豊富で、世界をリードする科學(xué)技術(shù)研究開発能力を持ち、資金と人的資源が十分にある。各國の経済発展にはそれぞれ強(qiáng)みと鮮明な特徴があり、補(bǔ)完性が高い。極東協(xié)力だけを見ても、2017年に中國とロシア極東連邦管區(qū)との貿(mào)易額は77億ドルを超え、中國側(cè)の參加する極東先進(jìn)的開発區(qū)及び自由港関連事業(yè)は30件余りに上り、投資計(jì)畫額は40億ドルを超えている。中國はすでにロシア極東地域にとって最大の貿(mào)易相手國であり、最大の投資元國だ。多くの協(xié)力ケースが証明するように、各國が発展戦略の連攜を積極的に行い、小規(guī)模多國間協(xié)力と準(zhǔn)地域協(xié)力の推進(jìn)に力を入れさえすれば、北東アジア諸國には各自の強(qiáng)みを十分に発揮し、各分野?深いレベルの協(xié)力を?qū)g施し、北東アジア経済圏の構(gòu)築に努力する能力と條件が完全にある。

北東アジア協(xié)力の強(qiáng)化は域內(nèi)各國の利益に合致し、域內(nèi)諸國が共通して追い求めているものだ。北東アジア地域の重要な一員として中國側(cè)は常に平和的発展の理念を堅(jiān)持し、仲睦まじく友好的な周辺環(huán)境の構(gòu)築に努力し、地域各國の交流?対話推進(jìn)に盡力している。中國の打ち出した「一帯一路」構(gòu)想も北東アジア協(xié)力の強(qiáng)化に、的確で実行可能な道を提供した。中露は現(xiàn)在「一帯一路」建設(shè)とユーラシア経済連合の連攜を積極的に進(jìn)めている。中國とモンゴルは「一帯一路」と「発展の道」の連攜推進(jìn)に引き続き力を入れている。韓國側(cè)は「一帯一路」共同建設(shè)に積極的に參加したい考えだ。日本の安倍晉三首相は、中國側(cè)と「一帯一路」の枠組での協(xié)力を積極的に検討したい考えを複數(shù)の場で表明している?！敢粠∫宦贰工媳睎|アジア地域で広範(fàn)な共鳴を得ており、地域の多元化と持続可能な開発の推進(jìn)に「チャンスの窓」を開いた。

まさに習(xí)主席が述べたように「仲睦まじく、信頼し合い、団結(jié)し、安定した北東アジアは各國の利益にかない、國際社會の期待に合致する。これは多國間主義を守り、國際秩序のより公正で合理的な方向への発展を後押しするうえでも重要な意義を持つ」。北東アジアの素晴らしい新未來は、手を取り肩を並べ、たゆまず努力するよう各國に呼びかけている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年9月13日