19日午前、劉鶴副総理（中共中央政治局委員）が経済、金融関連の問題をめぐって、インタビューに応えた。新華社が報(bào)じた。

中國の株式市場は最近、大きく変動(dòng)していることに関して、劉副総理は、「最近、中國の株式市場は不安定で、株価が大きく下落しているが、それは多くの要素によるものだ。まず、外的要素を見ると、主要國家の中央銀行が利上げを?qū)g施したのをきっかけに、世界の株式市場が不安定になり、株価が下落した。米國の株式市場でも明らかに下落圧力がかかっている。現(xiàn)在もその狀況が続いている。中國と米國の貿(mào)易摩擦も市場に影響を與えているが、実際的な影響より、心理的影響のほうが大きいというのが率直なところだ?，F(xiàn)在、中國は米國と接觸している。次に、中國経済構(gòu)造は、古きを捨てて新しきを立てる途中で、株式市場にその影響があるのは必然的なことだ。3つ目に、市場予測に変化が起きており、今後の経済環(huán)境には不確定要素がたくさんあり、投資家の行動(dòng)に影響を與えている。投資家は民営経済の発展や財(cái)産権の保護(hù)などの問題に関心を抱いている。その他、ここ數(shù)日は、市場の技術(shù)的要素も存在している。例えば、株価の下落の過程で、受動(dòng)的に株を売卻するという現(xiàn)象が見られる。それら要素が重なり、株式市場が不安定になっている」との見方を示した。

また、「最近、私は國際投資機(jī)構(gòu)の中國株式市場に対する評(píng)価や中國國內(nèi)の専門機(jī)構(gòu)の市場分析に注目している。大方見方が一致しているのは、世界の資産配置を見ると、中國は現(xiàn)在、最も投資価値の高い市場で、バブルは既にかなり縮小したという點(diǎn)だ。上場企業(yè)の質(zhì)も改善している。そのため、多くの機(jī)構(gòu)が中國株式市場に注目するよう提案し、中國株式市場は投資価値が非常に高いという見方を示している。それら評(píng)価を見て、投資家は理性的な判斷を下すだろう。株式市場の調(diào)整と精算は、株式市場の長期的発展のために良好な投資の機(jī)會(huì)を創(chuàng)り出していると言えるだろう」と語った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月20日