香港?珠海?マカオ大橋料金所スペース(撮影?呉魯)。 |
港珠澳(香港?珠海?マカオ)大橋は20日、「香港?珠海?マカオ大橋通行ガイドブック」を発表し、大橋の路線や車両通行、三地口岸(出入境検査場)での通関、通行料金表、安全保障、関連サービスなど各分野について詳細な説明を紹介している。人民日報が伝えた。
「通行ガイドブック」の概要は以下の通り。
香港?珠海?マカオ大橋の通行が許可される車両は、越境バス、シャトルバス、越境タクシー、貨物輸送車、越境自家用車などとなっている。
大橋通行サービスおよび三地出入境検査場における通関業(yè)務はいずれも、24時間実施される。大橋本體部では、大陸部の「右側通行」ルールが適用され、ドライバーが香港またはマカオの出入境検査場に到著?出発した後、通行車両に対する指示板に基づき、走行調整運転方法の表示に従って、右側通行と左側通行の切り替えを行う。三地の出入境検査場では、「三地三検(通行車両が出発地の出境検査と目的地の入境検査をそれぞれ受けること)」の通関方式が採用される。
このうち珠海‐マカオ間では「合同検査?ワンタイム通過」という革新的なスタイルが導入され、三地の出入境検査場は、大橋の利用者に多種多様な出入境交通乗換パターンを提供する。
香港?珠海?マカオ大橋の通行料金徴収については、乗車定員7人以下の自家用車およびタクシーの通行料金は1臺150元(1元は約16.2円)、越境バスは1臺200元、シャトルバスは1臺300元、一般的な貨物輸送車は1臺60元、コンテナ車は1臺115元。支払方法は、國際ETCや香港快易通などの電子ノンストップ徴収方式および係員による徴収方式の2種類が採用される。大橋の料金徴収所では、現金払いには人民元が使用され、キャッスレス決済の場合は人民元に換算される。人民元のキャッシュを攜帯していない通行客については、係員のいる窓口で、銀行カード(銀聯、萬事達、VISAカード)、アリペイ(支付寶)、微信(WeChat)などのキャッスレス決済によって通行料の徴収が行われる。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月23日
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