11日午前10時までに、楊風(fēng)さんはオートバイに乗って北京市內(nèi)を2時間あまり行き來していた。特別な業(yè)務(wù)內(nèi)容であるため、彼は毎日、北京市內(nèi)を駆け回る。1日あたりの収入は、配達件數(shù)と直接結(jié)びついているため、彼を取材する場所を中関村付近に指定した。なぜならこのエリアは注文が多く、しかも長距離の大型注文が大半を占めるからだ。経済日報が伝えた。

楊風(fēng)さんは、市內(nèi)スピード宅配サービス「閃送」の宅配員だ。この仕事に攜わって4年あまり、フルタイムで働くようになって2年あまりとなる?！?014年に閃送宅配員として登録した時點では、この仕事をメインとするなど考えていなかった。というのも、注文件數(shù)がとても少なく、1日にせいぜい2、3件だった。仕事の量が少ないと、當(dāng)然収入も少ない。だから、當(dāng)時は他の仕事も掛け持ちしていた」と楊さん?！?015年から、閃送の注文がぐんと増え、宅配員の數(shù)はどんどん増えるようになった。業(yè)務(wù)量が増え、それにつれて収入も上がった。真面目に働きさえすれば、月に1萬元（約16萬円）以上稼ぐことができる」と彼は続けた。

「閃送」は、同一市內(nèi)で超スピード宅配を行う會社で、利用者は、同一市內(nèi)のいかなる場所からでも注文することができる。宅配員は1分以內(nèi)に注文を確認、10分以內(nèi)に引き取り場所にやってきて、1時間以內(nèi)に書類や小包を市內(nèi)のいかなる場所であれ配達する。

「閃送」の社尚驫?副総裁は、「新小売時代の到來に伴い、『スピード』に対する消費者の要求は高まる一方だ。多くのＥコマース企業(yè)が、商品の出荷スピードを保障するために、前置き倉庫を設(shè)けるようになった。このような狀況も、同一市內(nèi)スピード配送が急成長を遂げるきっかけをもたらした。今のところ、閃送の同一市內(nèi)スピード宅配サービスは、全國222都市をカバーしており、利用者は1億人を突破、宅配員の數(shù)も52萬人を上回っている」と紹介した。

閃送の同一市內(nèi)スピード宅配業(yè)務(wù)の驚異的な発展は、中國宅配業(yè)発展のひとつの縮図といえる。國家郵政局報道官の沈鴻雁氏は、「中國の宅配業(yè)は、この5年間で大きな成果を得た。業(yè)務(wù)量は57億件から401億件に増加、4年連続で世界一の座を維持しており、世界全體の発展に対する寄與率は50％を上回った。また、人々が荷物を送る方法もますます便利になってきている。2017年末の時點で、全國の宅配営業(yè)所は、郷?鎮(zhèn)の87％にまで浸透しており、宅配サービスに対する農(nóng)民6億人の需要をほぼ満たしている。2018年、全國郷?鎮(zhèn)における宅配営業(yè)所のエリアカバー率はさらに上昇、現(xiàn)時點で90％を上回った」と紹介した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月23日