第1回 中國國際輸入博覧會(huì)（CIIE2018）が11月5日から10日にかけて上海で開かれる。輸入に特化した総合見本市となる同博覧會(huì)に、國別で最大規(guī)模の出展を予定している日本。今回、人民網(wǎng)では日本のとりまとめ機(jī)関である獨(dú)立行政法人日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（ジェトロ）上海事務(wù)所の小栗道明所長に、同博覧會(huì)に出展する日本企業(yè)について取材した。人民網(wǎng)が伝えた。

中小企業(yè)に出品の機(jī)會(huì)提供するジャパン?パビリオン

ジェトロのとりまとめ企業(yè)261社のうち、実に8割が中小企業(yè)。世界的な大企業(yè)の出展が中心となる同博覧會(huì)において、日本はなぜ中小企業(yè)をメインに據(jù)えているのかという點(diǎn)について、小栗所長は、「日本における中小企業(yè)は企業(yè)數(shù)全體の99％、従業(yè)者數(shù)は雇用全體の7 割を創(chuàng)出しており、日本経済の屋臺(tái)骨を支えていると言える。但し、輸出に関わる企業(yè)は約2割に留まっており、中小企業(yè)の海外展開を強(qiáng)化することは日本の重要な政策課題。日本の中小企業(yè)の中には、グローバルニッチトップ企業(yè)やきらりと光る特色のある製品や技術(shù)を持つ企業(yè)も數(shù)多い。海外展開意欲の強(qiáng)い中小企業(yè)に対し、海外市場開拓のための商談機(jī)會(huì)を提供することが、我々ジェトロの重要な役目であるため、今回は多くの中小企業(yè)の出展をとりまとめた」としている。

商品PRイベントにライブ配信を活用

今回、ジェトロではネット有名人による商品PRイベントを予定している。近年、中國におけるネット有名人の宣伝力には目を見張るものがあるが、こうしたマーケティング手法に対する日本企業(yè)の積極性はどうなのだろうか。その點(diǎn)について小栗所長は、「まだまだ広く浸透しているとは言えない狀況だが、ジェトロでは2016年から淘寶（タオバオ）と協(xié)力してライブ配信イベントを?qū)g施しているほか、今夏に上海で行われたキッズ?ベビー?マタニティの展示會(huì)では出展した日本企業(yè)自らがネット有名人と契約してブース內(nèi)でライブ配信を行う姿も見られるなど、中國のマーケティング手法の一つとして徐々に日本企業(yè)での認(rèn)知度も高まっている。特に消費(fèi)財(cái)を扱う企業(yè)の間では、ネットの活用が中國ビジネスの正否を左右すると意識(shí)されるようになってきている」とした。