12日午後7時54分、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)烏魯木斉(ウルムチ)市と北屯市をつなぐ列車Y971便がゆっくりとプラットフォームから動き出し、乗客は童話の世界のような雪景色が広がるカナス景勝地へと向かった。これは、冬の新疆を旅する専用列車の第一便となった。新華社が報じた。
近年、新疆維吾爾自治區(qū)では、雪や氷をテーマにした旅行のソフトウェア?ハードウェアが目に見えて向上し、同自治區(qū)は四季を通じて旅行を楽しめる場所となっている。なかでも、冬の雪や氷をテーマにした旅行が、同自治區(qū)の観光業(yè)の発展において新たな注目ポイントとなっている。冬もオフシーズンになることなく観光客で賑わうようにと、今年は、列車で同自治區(qū)の溫泉、カナス、庫車(クチャ)県に向かう路線、同自治區(qū)の南北を巡る路線など計4路線打ち出した。
初めて冬のカナスを旅行する張銀萍さんは、「夏のカナスは多くの人の憧れの場所。そして、冬のカナスは童話の世界のような雪景色が広がっている」と期待を膨らませていた。
同自治區(qū)の鉄道旅行は人気の旅となっており、同自治區(qū)の北を一周する旅やミステリアスなトルファンの旅、同自治區(qū)の南を巡る旅、甘粛省敦煌市に向かう旅、中央アジアをテーマにした旅などの人気路線が打ち出され、「鉄道」と「旅行」を組み合わせた新しい発展スタイルを形成している。同自治區(qū)の鉄道網(wǎng)は全域に張り巡らされており、全ての観光スポットがほぼカバーされている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月15日
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