故宮博物館は先日、新しいVR番組「御花園」を発表し、一般向けに「映畫(huà)鑑賞ウィーク」イベントを行うことを明らかにした。また、同時(shí)にヒューレット?パッカードと共同で開(kāi)催する「V故宮」巡回イベントもスタートし、文化と技術(shù)の融合と、デジタル故宮の普及をいっそう推進(jìn)していく。北京晨報(bào)が伝えた。

故宮博物館の関係擔(dān)當(dāng)者によると、このVR番組は紫禁城の皇室庭園である御花園にスポットを當(dāng)て、三次元の特殊効果を利用して御花園の全體像を正確に映し出すことができるという。歴史資料の參照と合わせて、庭園に生息していた植物や動(dòng)物、築山や建物からなる生態(tài)システムを再現(xiàn)し、VRの世界で生き生きとした皇室庭園を再現(xiàn)する。

VR番組「御花園」の上映時(shí)間は20分間となっており、15分間の動(dòng)畫(huà)と5分間のインタラクティブからなっている。この番組は、業(yè)界初の三次元描畫(huà)エンジンを使用しており、リアルタイムの光と影を表現(xiàn)し、御花園の1日の流れの中で異なる景色を余すところなく映し出している。VRの世界では、かつて御花園で飼育されていた鹿や魚(yú)、カイドウの木などの動(dòng)植物が再現(xiàn)され、直観的に御花園の當(dāng)時(shí)の様子を目にすることができる。こうしてかつての様子を映し出すことで、庭園の生き生きとした様子を再現(xiàn)し、大畫(huà)面と小畫(huà)面を一緒に用いたインタラクティブな視聴モードを初めて導(dǎo)入し、観客により豊富な知識(shí)を提供することを可能にしている。

今回発表されたVR番組「御花園」は、「V故宮」プロジェクトにおける「紫禁城?天子の宮殿」というシリーズの7番目のVR番組となっている。故宮博物館は2000年にはすでにVR分野における研究と模索をスタートしており、これまでに「紫禁城の宮殿」、「三大殿」、「養(yǎng)心殿」、「倦勤斎」、「霊沼軒」と「角樓」といった6つの作品の製作に成功している。

12月20日から26日（月曜日は閉館）にかけて、故宮博物館はVR番組「御花園」の「映畫(huà)鑑賞ウィーク」を開(kāi)く。1日に4回行われ、1回限定50人。イベント自體は無(wú)料だが、3日前から予約する必要がある。予約に成功した人は、故宮博物館のチケットを購(gòu)入し、上映開(kāi)始時(shí)間までにイベント會(huì)場(chǎng)に到著している必要がある。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年12月21日