日本にはたくさんの有名化粧ブランドがあるが、少子高齢化が進み、若い女性をターゲットとしたニーズは飽和狀態(tài)になりつつある。一方で、美容に対する意識の高まりを背景に、コスメ商品を使用する男性が次第に増加している。こうした新たな市場を発掘しようと、日本の一部の有名化粧品メーカーは男性用化粧品市場の開拓を試みている。中央テレビ網(wǎng)が伝えた。
東京のある百貨店の1階にある化粧品フロアには、最近誕生した日本初の総合メンズコスメブランドが入っている。これまでの保濕や脂性肌ケアといったスキンケア関連商品とは異なり、同ブランドは、男性のメイクアップを中心とし、男性用としては初となるファンデーション、アイブロウ、リップクリームなどを含む約60種類の商品を揃えている。この斬新さが売りとなり、興味を抱く男性客も少なくない。
それらコスメ商品は主に、中?高收入のサラリーマンをターゲットにしており、さまざまなビジネスシーンで若く見えるようになりたいという彼らのニーズを満たしている。同ブランドの責(zé)任者は、「商品を開発する際、男性の肌の特徴や使用習(xí)慣を考慮した。ファンデーションを例にすると、淺黒い肌の男性もいれば、色白の男性もいることを考慮。ファンデーションの色は15種類と、一般的な女性用ファンデーションよりはるかに多い。また、ファンデーションをリップクリームのようなデザインにして、直接塗れるようにしている。男性にとっては、使い方が簡単というのが魅力。ファンデーションは1本約6000円」と説明する。
日本のある有名コスメサイトの調(diào)査結(jié)果によると、回答した成人男性の6割が、もっと生き生きと若々しく見えるようになりたいと感じており、関連のコスメ商品に関心を持っていた。一方の化粧品メーカーにとっては新たな消費グループを獲得することは、新たな商機を摑むことを意味する。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月25日
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