今年、中國(guó)の都市部や小都市に就職しなければならない新たな労働力は1500萬人以上に達(dá)するとみられており、依然として多くの雇用創(chuàng)出が必要とされている。しかし、外部の環(huán)境は一層複雑で厳しさを増しており、中國(guó)國(guó)內(nèi)経済の運(yùn)営は下振れ圧力が増大している。こうした二重のプレッシャーの中、どのように雇用を確保し、就職を促進(jìn)すれば良いだろうか。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
2018年、中國(guó)の都市部?小都市の新規(guī)就職者は、6年連続で1300萬人を超え、過去最高の1361萬人と、年間目標(biāo)達(dá)成率は123.7%に達(dá)した。
天津大學(xué)國(guó)際工程管理學(xué)院の張水波院長(zhǎng)は、「今年も中國(guó)の就職者総數(shù)は高水準(zhǔn)をキープし、経済構(gòu)造と労働力の構(gòu)造が不対応という狀況が際立つようになるだろう。大卒者數(shù)は過去最高の834萬人に達(dá)すると予測(cè)されている。供給側(cè)が構(gòu)造性改革を?qū)g施しているのを背景に、閉鎖、停止、合併、生産品目変更する一部の企業(yè)の従業(yè)員は転職、再就職が必要になる」と分析する。
中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の統(tǒng)計(jì)によると、17年、中國(guó)の國(guó)內(nèi)総生産(GDP)が1ポイント上昇すると、都市部?小都市で196萬人の雇用が生まれる狀況になり、12年に比べ34萬人増加し、就職のポテンシャルは高まった。
代表委員は、就職ルートをさらに広くし、起業(yè)?イノベーションの活力を刺激しなければならないとの見方を示す。例えば、起業(yè)者の會(huì)社立ち上げを、その必要に応じて積極的にサポートし、資金的なサポートや奨勵(lì)を打ち出すことができるとしている。また、提供インキュベーター、ソーシャル?イノベーション?プラットフォームなど、起業(yè)プラットフォームを提供し、起業(yè)の環(huán)境づくりをすることもできるとした。
また、代表委員は、育成を強(qiáng)化して、スキルアップを促すことで、就職をめぐる需要と供給のバランスを向上させることも提案している。
中國(guó)の製造業(yè)がミドルレンジ?ハイエンドへと成長(zhǎng)するにつれ、各種企業(yè)は、ハイスキルの技術(shù)者を一層必要とするようになっている。しかし、技術(shù)者の割合は今のところ低い。山東省臨沂市技師學(xué)院機(jī)械組み立て?メンテナンス部黨総支書記の夏兆紀(jì)代表委員は、「技能育成を強(qiáng)化しなければならない。特に、リストラ退職者や出稼ぎ労働者の技能育成が必要で、彼らが體力ではなく技術(shù)を武器に就職できるようにしなければならない」と指摘する。
就職するのが非常に難しい年齢の高い人、障礙者、生活保護(hù)受給者などに関して、張水波委員は、就職支援を?qū)g施することを提案する。例えば、街の清掃員やボランティア、コミュニティ配送などの公益性ポストを増やして、就職が難しい人々を優(yōu)先的に雇用するなどして、彼らの最低限の生活を保障することができるとしている。
「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月6日