中國(guó)の2019年度の大學(xué)新卒者は834萬(wàn)人に達(dá)すると予想されている。18年、新一線都市が臺(tái)頭し、これまで大學(xué)生に最も人気の就職先として不動(dòng)の地位を築いてきた北京、上海、広州の立場(chǎng)が揺らいだ。人工知能（AI）関連の人材は、年俸が80萬(wàn)元（1元は約16.3円）にまで高騰するほどの爭(zhēng)奪戦が繰り広げられ、製造業(yè)やインターネット関連などの新興業(yè)界でも人材不足が深刻化し、注目を集めた。多くの調(diào)査報(bào)告や専門(mén)家は、求人市場(chǎng)の新たな動(dòng)向に対し、注目するだけでなく、冷靜に観察、熟考するべきで、盲目的に周りに流されてはいけないと注意を呼びかけている。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。

新興分野で繰り広げられる人材爭(zhēng)奪戦

先日のあるメディア報(bào)道によると、「今年は、人工知能の分野の報(bào)酬が上昇傾向にあり、新卒者の給料を10－20％アップした企業(yè)がある。さらにアップ幅が大きい企業(yè)もあり、特に博士卒業(yè)生の年俸が昨年の50萬(wàn)元から80萬(wàn)元まで高騰している。さらに人工知能の分野で強(qiáng)化を図る新鋭企業(yè)もあり、具體的な數(shù)字は出ていないものの、高額の報(bào)酬を用意して、大手インターネット企業(yè)から人材を爭(zhēng)奪しようとしている」としている。

調(diào)査機(jī)関?麥可思（マイコス）研究院がこのほど、17年度の大學(xué)卒業(yè)者30萬(wàn)6000人の卒業(yè)から半年後の狀況を追跡?評(píng)価?分析したところ、製造業(yè)が依然として最も主要な就職先となっていることが分かった。17年度の學(xué)部卒業(yè)者の19.2％、高等職業(yè)學(xué)校?高等専門(mén)學(xué)校卒業(yè)者の21.1％が同業(yè)界に就職していた。つまり、大學(xué)卒業(yè)者の5人に1人は製造業(yè)に就職している計(jì)算になる。

また、同統(tǒng)計(jì)によると、17年度の大學(xué)卒業(yè)者のうち、卒業(yè)から半年後の月給が高い業(yè)界は、「情報(bào)産業(yè)（學(xué)部：5816元。高等職業(yè)學(xué)校?高等専門(mén)學(xué)校：4387元）、「交通運(yùn)輸業(yè)」（學(xué)部：5567元、高等職業(yè)學(xué)校?高等専門(mén)學(xué)校：4536元）、「金融業(yè)」（學(xué)部：5246元。高等職業(yè)學(xué)校?高等専門(mén)學(xué)校：4422元）だった。スマート技術(shù)が製造、金融などの分野で深く応用され、産業(yè)用ロボットによる自動(dòng)?省人化を促すプロジェクト「ヒトからマシンへ」の実施により、人材不足が解消されているのを背景に、一部の伝統(tǒng)的な労働密集型産業(yè)では、求人が減少している。また、産業(yè)のスマート化?高度化が推進(jìn)されているのを背景に、情報(bào)、スマートと関係のあるポストに、大學(xué)卒業(yè)者を募集する各業(yè)界の企業(yè)も増えそうだ。

就職支援サイト?BOSS直聘研究院の統(tǒng)計(jì)によると、過(guò)去3年、中國(guó)國(guó)內(nèi)のEC業(yè)界では人材の需要が急速に高まっており、毎年35％のペースで上昇している。過(guò)去5年間、EC業(yè)界は常に大學(xué)卒業(yè)者に最も多いポストを用意してきた業(yè)界の一つとなっている。ECの分野では、スマート化関連の人材不足が深刻だ。18年1－9月期、同業(yè)界は技術(shù)系ポストが9.7％を占め、人材の需要が前年同期比18％上昇した。同業(yè)界で人材の需要増加幅が最大の技術(shù)系ポスト10ポストは、全て人工知能、データ科學(xué)、アルゴリズム関連となっている。

新一線都市の臺(tái)頭で北京への執(zhí)著心薄れる

BOSS直聘研究院が発表した「2018年Q3人材誘致力報(bào)告」の統(tǒng)計(jì)によると、都市別の人材の誘致力指數(shù)トップ5は、大きく変動(dòng)し、杭州が初めて北京を上回ってトップに立った。