北京市水務(wù)局はこのほど、最新の統(tǒng)計(jì)データに基づき、「南水北調(diào)(水不足解消のために南方地域の水を北方地域に送る國(guó)家プロジェクト)」の実施を通じ、総量45億立方メートル以上の水が北京エリアに供給されたことを明らかにした。送られた水の水質(zhì)は、地表水の環(huán)境品質(zhì)基準(zhǔn)II類以上を安定的に保っているという?,F(xiàn)在のところ、「南水北調(diào)」によって供給された水は、北京市街地の水道水の7割以上を占めるまでとなっており、1200萬(wàn)人以上の市民がその恩恵を直接受けていることになる。央視網(wǎng)が伝えた。
2014年12月12日、南水北調(diào)中線第一期工事が全線開通し、送水を開始した。同年12月27日、湖北省丹江口ダムから送られた長(zhǎng)江の水が北京に供給された。これまでに北京に供給された45億立方メートルの水のうち、30億1900萬(wàn)立方メートルは給水施設(shè)に送られ、11億立方メートルは大型?中型ダムと緊急用水源地にプールされており、3億8100萬(wàn)立方メートルは都市河川?湖沼環(huán)境の補(bǔ)充?改善に運(yùn)用されている。
このほか、南方の水が北京に供給されることで、北京エリアにおける地下水資源の蓄積?回復(fù)が効果的に促進(jìn)されている。2016年、北京平原地區(qū)の地下水水位は、20年ぶりに低下から上昇傾向に転じた。北京市平原地區(qū)における地下水の深さは、2018年末の時(shí)點(diǎn)で23.03メートル、前年同期比1.94メートル上昇した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月22日