第2回「一帯一路」(the Belt and Road)國(guó)際協(xié)力サミットフォーラムがまもなく北京で開催される。最近は多くの國(guó)が「一帯一路」への関心と參加の度合いが高まっている。14日に行われた第5回中日ハイレベル経済対話では、日本がハイレベル代表団を中國(guó)に派遣し、中國(guó)主催の同フォーラムに參加することを明らかにし、関連する?yún)f(xié)力の拡大に力を入れると表明した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。(文:蘇暁暉?中國(guó)國(guó)際問題研究院國(guó)際戦略研究所副所長(zhǎng))
日本の「一帯一路」に対する立場(chǎng)は、中日関係をおしはかる重要なバロメーターだ。うれしいことに、日本の「一帯一路」への態(tài)度は、當(dāng)初の深刻な疑義や懸念を呈するというものから、今は相対的、客観的、積極的なものに変わった。2017年5月、日本の二階俊博自民黨幹事長(zhǎng)は代表団を率いて第1回フォーラムに參加した際、「『一帯一路』構(gòu)想がより大きく発展することを期待する」と述べた。その後、日本の安倍晉三首相も數(shù)回、「『一帯一路』が地域と世界の繁栄、安定に積極的に寄與するものと期待する」と発言。18年5月には李克強(qiáng)総理が日本を訪問し、雙方は「一帯一路」官民協(xié)議會(huì)の設(shè)立に同意。同年10月に安倍首相が訪中した際には、「『一帯一路』は潛在力を備えた構(gòu)想であり、日本は中國(guó)と幅広い分野で協(xié)力を強(qiáng)化したい。これには第三國(guó)市場(chǎng)の共同開拓も含まれる」と述べた。
「一帯一路」が中日交流の中で熱くなり、日本企業(yè)はすでにそのメリットを享受してきた。相互接続がもたらす利便性により、ますます多くの日本企業(yè)が國(guó)際定期貨物列車「中歐班列」と主體的に連攜するようになった?!钢袣W班列」が日本企業(yè)にもたらした効率向上は誰(shuí)もが認(rèn)めるところだ。海と陸との連攜輸送により?yáng)|京の港からドイツのデュースブルクまで40日間かかっていたのが28日間に短縮された。橫浜の港からデュースブルクまでは水上輸送で37日間かかっていたのがわずか22日間になり、約15日間短縮された。
「一帯一路」が中日交流の中で熱くなり、両國(guó)は「一帯一路」の共同建設(shè)で重要な切り込みポイントとなる第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力を見いだした。西側(cè)メディアがたびたび喧伝するように、中日はタイをはじめとする東南アジア諸國(guó)のインフラプロジェクトをめぐって激しい競(jìng)爭(zhēng)を繰り広げている。だが実際には、両國(guó)の企業(yè)はタイの東部経済回廊(EEC)プロジェクト協(xié)力で進(jìn)展を遂げた。中日にとって、第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力を深化させることは、それぞれの優(yōu)位性を効果的に結(jié)びつけ、長(zhǎng)所を活かし弱點(diǎn)分野を補(bǔ)強(qiáng)し、分業(yè)協(xié)力して、悪循環(huán)に陥る競(jìng)爭(zhēng)を回避することにつながる。18年の安倍首相の訪中期間には、第1回中日第三國(guó)市場(chǎng)協(xié)力フォーラムが重要な関連イベントの1つになった。
「一帯一路」が中日交流の中で熱くなったのは、両國(guó)関係の持続的な改善発展によるところが大きい。ここ數(shù)年で、中日関係は好転した。今年は中華人民共和國(guó)建國(guó)70周年を迎え、日本も「令和時(shí)代」に突入し、両國(guó)関係は新たな歴史的スタート地點(diǎn)に立ち、より高いレベルの発展に向かう歴史的チャンスに直面する。百年に1回ほどしかない大きな局面の変化に直面して、中日両國(guó)が協(xié)調(diào)協(xié)力を強(qiáng)化することの重要性と必要性がますます強(qiáng)まっている。世界の2大重要エコノミーとして、中日が「一帯一路」を共同建設(shè)することは、多國(guó)間主義と自由貿(mào)易體制を守ろうとする両國(guó)の共通認(rèn)識(shí)を強(qiáng)固にし、経済グローバル化と地域一體化を効果的に推進(jìn)し、開放型世界経済の構(gòu)築に供するものとなる。これと同時(shí)に、「一帯一路」の共同建設(shè)は、中日実務(wù)協(xié)力の質(zhì)向上とバージョンアップを推進(jìn)し、共同利益のパイをより大きくし、両國(guó)関係が常に正しい軌道の上を進(jìn)むよう保障する上でプラスになる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月16日