急性ウイルス性胃腸炎の一番の原因となるノロウイルスだが、その「キラー」が現(xiàn)れようとしている。中國(guó)人科學(xué)者が獨(dú)自に開(kāi)発した、世界初のノロウイルス4価ワクチンが正式に臨床研究を認(rèn)められた。新華網(wǎng)が伝えた。
中國(guó)科學(xué)院上海巴斯徳研究所が4日開(kāi)いた記者會(huì)見(jiàn)で明らかにしたところ情報(bào)によると、4年間にもわたる臨床前研究開(kāi)発?試験により、同研究所のコア技術(shù)を採(cǎi)用し開(kāi)発された4価再編成ノロウイルスワクチンが5月30日、中國(guó)國(guó)家薬品監(jiān)督管理局から正式に許可を得た。國(guó)家Ⅰ類予防性生物製品として正式に臨床研究に入った。同研究所のプロジェクト責(zé)任者、ワクチン學(xué)?抗ウイルスプラン研究チーム長(zhǎng)の黃忠氏によると、ノロウイルスは1968年に発見(jiàn)された急性ウイルス性胃腸炎の主な病原で、世界で毎年約6億8500萬(wàn)人が感染し、21萬(wàn)人以上が死亡している。中國(guó)では近年ノロウイルスの感染が多発し、規(guī)模が毎年拡大している。中國(guó)で解消が待たれる突発的公衆(zhòng)衛(wèi)生安全問(wèn)題になっている。
同ワクチンにはノロウイルス主要流行遺伝子に対する粒子狀抗原が含まれ、理論上はノロウイルスの感染及びそれに伴う急性胃腸炎の8?9割を予防できる。臨床許可を得たノロウイルスワクチンのうち、価數(shù)が世界最多となっている。
同研究所の唐宏所長(zhǎng)は「臨床研究に入ってから約5年をかけ、3期に分け大規(guī)模な臨床試験を?qū)g施する。ワクチンの安全性、免疫原性、有効性を検証し、それから新薬販売の許可を得る段階に進(jìn)む」と話した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月5日