4月25日は中國(guó)における33回目の児童予防接種デーだった。中國(guó)疾病コントロールセンターが発表した関連データによると、これまでの40年にわたる予防接種の取り組みが急速に普及?発展するのにともなって、麻しんや流行性髄膜炎などのワクチンで予防できる感染癥の発癥率が過(guò)去最低の水準(zhǔn)になったという。新華網(wǎng)が伝えた。
このほど開(kāi)催された「2019年全國(guó)児童予防接種データテーマPRイベント」で明らかにされたところによると、中國(guó)では1960年代初めに天然痘ワクチン(種痘)接種によって天然痘が根絶され、00年にはポリオ根絶の目標(biāo)を達(dá)成し、現(xiàn)在まで発癥例はみられない。06年から13年連続でジフテリアの発癥例の報(bào)告はない。新生児へのB型肝炎ワクチンの接種が普及して以降、5歳以下児童のキャリア率は92年の9.7%から14年は0.3%に低下し、児童の感染者も3千萬(wàn)人近く減少した。
これと同時(shí)に、免疫プランに基づいてワクチンを接種する人が増えている。同センターが17年に収集した資料によれば、全國(guó)にある予防接種を扱う機(jī)関は15萬(wàn)7100ヶ所にのぼり、都市部と農(nóng)村部をすべてカバーした。予防接種を行えるスタッフは約42萬(wàn)人おり、國(guó)の免疫プランに基づき毎年累計(jì)でのべ約4億本のワクチン接種を行っている。第10次5カ年計(jì)畫(2001?05年)以降、中國(guó)の児童を?qū)澫螭趣筏繃?guó)家免疫プランワクチン接種報(bào)告に記録された接種率は90%以上で安定している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月28日