「一帯一路」（the Belt and Road）イニシアティブは多様な國と地域を1つに結(jié)びつける役目を果たし、発展の潛在力を備えている。中國がアジアの膨大なインフラ需要に答えを出すことは、アジアの繁栄を大いに促進することになる。日本の與黨?自由民主黨の二階俊博幹事長はこのほど東京で書面での取材に答える中でこのように述べた。新華網(wǎng)が伝えた。

第2回「一帯一路」國際協(xié)力サミットフォーラムが今月25日から27日にかけて北京で開催され、二階氏も參加する。二階氏は出発に先立ち、「今回の參加を通じて、中國に日本の『一帯一路』イニシアティブに対する考えを伝えるとともに、両國関係のさらなる発展への決意をともに確認したい」と述べた。

二階氏は、「早くから『一帯一路』イニシアティブに注目してきた。安倍晉三首相が述べたように、『一帯一路』イニシアティブは東西にまたがり、その中にある多様な國や地域を1つに結(jié)びつけるもので、発展の潛在力がある」と語った。

二階氏は中日の第三國市場での協(xié)力について、「昨年10月に安倍首相が中國を訪問した際、両國の政府関係者や民間人が一堂に會し、熱い議論を繰り広げ、企業(yè)の意向のマッチングを行った。雙方は一連の協(xié)力意向書に調(diào)印し、両國政府もプロジェクトの進展をフォローしている」と述べた。

二階氏は、「こうした民間協(xié)力はインフラ、物流、情報技術(shù)、醫(yī)療?健康などの分野に及び、日中協(xié)力の幅広さを示すものだ。重要なことは、こうした協(xié)力が國際ルールと第三國の利益に合致しなければならないことで、我々はこうした観點に基づいて、日中企業(yè)協(xié)力プロジェクトが具體的に実施されるよう推進していく」とした。

また二階氏は、「グローバル経済情勢が不安定な狀況の中、日中は両國間のさまざまな形の経済交流を推進し、自由で公平な貿(mào)易?投資の発展を促進するべきであると同時に、両國の協(xié)力を強化して、地域と世界の繁栄を推進するにはどうすればよいかを模索する必要がある」と述べた。

二階氏はさらに、「今年6月、主要20ヶ國?地域首脳會議（G20サミット）が日本の大阪で開催される。日中が幅広く経済協(xié)力を展開し、二國間の観光や環(huán)境保護などでの協(xié)力を強化するほか、多國間協(xié)力を絶えず推進することを期待する」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月26日