「手で裂けるステンレス」とは、手で裂くことができ、厚さがA4紙のわずか4分の1のみのステンレスのことだ。航空?宇宙、國防、醫(yī)療機器、石油化工、精密機器などに広く使用されている。製造が難しく、製品も高い品質(zhì)が求められることから、その中核製造技術(shù)は日本やドイツなどの先進國に握られていた。科技日報が伝えた。
筆者は14、15両日、中央メディア取材団と共に「グリーンな鋼城」と呼ばれる太鋼を訪れた。山西太鋼ステンレス精密帯鋼有限公司はステンレス箔の精密製造技術(shù)を獨自開発し、幅600ミリ、厚さ0.02ミリのステンレス箔を量産化させるとともに、ステンレス箔の製造技術(shù)を世界トップ水準に上げている。
「手で裂けるステンレス」とは、幅広く柔らかいステンレス箔のことで、ステンレス材のハイエンド製品だ。一般的なステンレス薄板と異なり、ステンレス精密帯鋼は特殊な極薄規(guī)格の冷間圧延ステンレス帯鋼で、その厚さは通常0.05?0.5ミリの間だ。0.05ミリ以下はステンレス箔と呼ばれる?,F(xiàn)在市場で多く目にするのは、0.05ミリの軟體ステンレスだ。
日本やドイツなどで生産されている幅の狹い「手で裂けるステンレス」と比べると、同社が研究開発した幅600ミリの幅広い「手で裂けるステンレス」は、業(yè)界の基準を上回る先進的な製品で、市場から注目されている。同社営業(yè)部の曲戦友部長は「以前は営業(yè)擔當が製品を背負いながら市場を探していた。しかし今年は取引先自らの注文が倍増しており、我々も想定しなかった応用分野もある」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月16日