中國國家鉄路集団有限公司が20日に明らかにしたところによると、中國が建設(shè)中のうち最長の鉄道プロジェクトである浩吉鉄道（舊名は蒙華鉄道）の動的検査が始まった。試験車両が線路、通信、信號、パンタグラフなどのシステムの動的検査を行い、全線の10月1日までの竣工?開通に向け準(zhǔn)備を整える。新華社が伝えた。

浩吉鉄道の総延長は1800キロ以上、設(shè)計速度は120キロで、石炭輸送能力は年間2億トンを予定。國の「北煤南運」（北部の石炭を南部に運ぶプロジェクト）の新たな戦略大通路だ。石炭運搬専用列車の運行の需要を満たすため、トンネル內(nèi)に防護(hù)シャッター、遮斷措置、自動消火?消防設(shè)備を増設(shè)した。

中國鉄建電気化局の技術(shù)者によると、浩吉鉄道は中國初の重輸送鉄道の基準(zhǔn)で設(shè)計された貨物輸送鉄道で、列車のけん引力が大きく、最大けん引電流は2300アンペア。開通後は160両編成のけん引力を?qū)g現(xiàn)する。1両で60トンの輸送力とすると、積載量は30トントラック320臺分に相當(dāng)する。

高強度のけん引を?qū)g現(xiàn)するため、パンタグラフの材質(zhì)は高速鉄道用のマグネシウム銅合金から銀銅合金に変更した。導(dǎo)電性がさらに高く、列車のけん引力がさらに大きくなっている。また、浩吉鉄道の列車制御システムは、國産「北斗」測位システムを試験的に使用した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月21日